「人財は宝である」
改革やリストラを経て、世間の多くが気付いたのは、
ようやくこの最近のことです。
人財を大事にしない一時代がありました。
「人件費が一番かかる」
かつての経営者たちは口をそろえて皆が言うのでした。
しかしながら、
優れた人材=優れた個性・感性の持ち主です。
これらの人材の流出、離脱、辞めさせる・・
世の中では様々なプロセスが展開されました。
近頃になって、組織によっては、
残った人材で何ができるかを思い悩み始め、
本当は必要な人間たちがそれぞれに現場を離れたことが、
マイナスになったことを知り、
人材を求め始めている。
失くしてから初めて理解する、この繰り返し、
安易な考え方や思いつきでの行動ばかりをする人が多いのが普通の世の中。
その反対に、
根がしっかりとした組織は、ここ数年、
むしろ団結力を増したように実感します。
大衆は、自分の関心の持つことだけに夢中です。
大衆の上に成り立つ組織は、
それに便乗するだけです。
時代はゆっくり変わりつつある。
個性や感性は、自ずから作られ、出来てくるものです。
古い人達には個性と感性が枯渇しているのも現実です。
オリジナルは「人と違ったふり」をするものではなく、
個性と感性の向上は、自ずと何も努力しない人とは、
異なった能力を持つということです。
まだ、まだ続く自分の頑張りに期待しながらも、
これからの若い人達の頑張りを期待しています。