次の10年乗り続けるために、まずは要りそうな部品をリストアップしていく。
部品番号は年式違い品と間違えないように、前の記事で紹介した「H.D情報ポータル」にあるパーツリストとにらめっこしながら、正確に書き出していく...
この作業には結構時間が掛かるけど、大事な作業だ。

ウチのケースでは、2010年にビューエル社消滅のニュースが流れて以来、数年に渡ってスペア部品を買い続けてきた...んだけど、これまでにスペア部品を買った箇所は一切壊れていないんで、倉庫で今も眠り続けている。スペアパーツが無いところが次々に壊れる(壊す)。これは「スペアパーツあるある」だな。まあ、走行距離が全然浅いからってのはあるけどさ。
2010年から15年当時に、ビューエルXB界隈で「入手できなくなったらトラブった時点で詰むから、持っておくべき」と言われていたスペア部品とは...
- 前後アイソレーター
- ZTL2用ブレーキパッド 数セット
- ZTL2用O/Hキット(ピストンシール等)
- ドライブベルト
- クラッチケーブル
- ハンドルバー (Fireboltはセパハンだから)
- エアフローセンサー
- スピードセンサー
- O2センサー
- ニュートラルセンサー
うちO2センサーはある4輪車(アメ車)と共通だし、ニュートラルセンサーはハーレーで今も広く使われている部品と共通なんで、無くなることはないんだろうけど、それ以外はどれもビューエル専用部品。日本国内でHDジャパンから正規価格で買うと高いんで、海外通販の機会があるごとに、ついでに購入しておいた。
過去10年間で、スピードメーターが走行中に死ぬ症状が散発したことはあるけど、それは何故か自然治癒。それ以外は一切トラブル無し。
そんな中、5ちゃんねるのビューエル板を見ていたら、「ZTL2用のブレーキパッドピンが廃番になり入手できなくなった」との情報が。
なんですとー?!
パッドピンは盲点だった。ZTL2が日本製(NISSIN)なんで油断してた。
確かにパッドピンは消耗品だし、ブレーキジャダーが出やすいXBでは割と大事な部品。
調べてみると、XB用だけじゃなく、同じZTL2を採用している後継のEBR 1125や1190用のも全部「廃番」で一斉に入手困難になっているじゃないか。
ヤバい!と思って、3月上旬から改めてパーツの調査開始。
結論から言うと、15万円分以上のパーツを追加購入することになってしまった。スペアパーツは最後まで倉庫で眠る可能性があるから痛いけど、そんなことは言ってられないよね。
これから少しずつ記事にしていきます。