ウクライナ戦争を止めさせる施策を考える (2023年3月6日)
◆日本の仏教、武士道が世界を救う(日本の歴史から学ぶこと)
①日本の仏教精神から学ぶ
800年前親鸞聖人が教えた浄土真宗の中に、無欲と喧嘩両成敗があります。
欲には、皆さんご存じのように 物欲、金欲、出世欲、権力欲・・・等多くありますが、なんでも一番(多く)を求める処から争いが始まります。
残念ながら未だに戦争が無くならないのは、強欲な人間が多いからです。
キリスト教の世界、イスラム教の世界はなおさらだと思います。
又、新自由主義、資本主義の考えは、欲の塊であり改革が必要です。
21世紀に求められるものは「力の世界」ではなく「心の世界」です。
この様な考えを親鸞聖人は日本中解いて廻りましたが、鎌倉時代~戦国時代まで、「力の時代」は続きます。また、明治維新から昭和の太平洋戦争まで日本の「力の時代」は続きました。
(無欲とは、何もいらないという事では有りません。足るを知るという事です)
ウクライナ戦争が始まり、今また世界が危機状態になっています。ロシアのプーチン大統領、ゼレンスキー大統領の心を鎮める良き手段、施策が無いものかと世界中の人が頭を痛めています。
(戦国3武将の性格)
・信長:鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス
・秀吉:鳴かぬなら、鳴かしてみしょうホトトギス
・家康:鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス
(明治天皇)
並び行く人には良しや遅るとも、正しき道を踏みなたがえそ
②喧嘩両成敗
徳川五代将軍時代に起きた忠臣蔵は誰もが知る所ですが、原因はなにか? どちらが先に手を出したのか? に加え公平な裁定基準でなかった事が大問題に発展したものと思われます。
今の国連体制や裁定基準にも問題が有ると考えます。
➂徳川260年
徳川260年は、世界の歴史の中で最も社会が安定していたものと私は考えます。
海外との交流が少なかった為、経済的な発展、文化・芸術の発展、科学技術の発展が遅れてしまいましたが、日本社会は安定していたと考えます。徳川の上手い政治(規範)には学ぶ所が多いのではないでしょうか。
④勝、負けにこだわらない社会
(新自由主義、グローバル経済、金融中心の欲張り社会は壊れる)
国や社会の運営は勝負では有りません。勝った国や国民のみが生き残れると考える古い考えは改めるべきです。(経済戦争)
第二次世界大戦で大いなる失敗をした日本、ドイツ、イタリア(敗戦国)も今では世界の(民主主義国家の)優等生になっているではないですか。
間違った行動、考えの国も再生できる(ゆるす)優しい社会が求められます。
むしろG7国の行き過ぎた新自由主義、資本主義が新しい危機を創っている事も知らなければなりません。思想、信条の違いで、おのれの方が正しいと考える限り、どちらかが完敗するまで戦い続ける事になります。
核を使う戦いになれば勝者は無くなります。
相互信頼を醸成する言動からしか平和は訪れません。
キリスト教の愛、仏教の慈悲の心が、世界を平和にします。
国連改革やウクライナ戦争終結案に就いては、次回したいと思います。
現代真宗研究会(2023年3月6日)高田白道
(関連報道)
BS日テレ(深層NEWS:2022年9月16日放送)
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(関連記事;ヤフーNEWS 3月13日)
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