8月20日(日) 被災ペット応援クラブの皆さまと飯舘村にて給餌活動に参加いたしました。
定住される方は1割にも満たないという情報もあるようです。
被災ペットにつきましては、ワンちゃんの失踪の知らせがあるなど、芳しい状況ではありません。
全部が全部というわけではなく、飼い主様の帰村状況、ボランティアのフォロー状況によって差が大きいという印象です。
猫ちゃんの方は、食べた形跡のない給餌スポット、取り壊しや立ち入り規制で回れない給餌スポットが見受けられました。
給餌スポットの減少、また保護の知らせもあり、顔を出す子は減ってきている印象です。
個人的には猫ちゃんの割合が増える予想でしたが、実際に行くとまだまだワンちゃんの割合が多かったように思われます。
また、飯舘村にはこんなものができていました。
しかし、これも一部の幹線道路のみの話。離れに行けばフレコンバッグは変わらず積み重ねられ、バリケード付近では1.975mSv/h といった高線量が認められる状態です。
何をもって復興というのか、それは難しい問題ではあります。
確かなのは、6年前に起こった原発事故、そして今なお影響を受け続けている地域の現実と向き合い続けなければならないということです。
今後とも変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
ボランティア相談員 中尾