自分はもうそこそこおじさんなんでよく「野球」に例えます。


自分がピッチャーなら、先輩や上司はキャッチャーです。


先輩は経験もあれば知識もあるし、何より全体が見えている。


試合になったらピッチャーはキャッチャーのサインを見て


決められた球種を指示されたコースに全力で投げ込みます。


特にピンチの時なんて、藁にもすがる思いでサインを待つでしょう。


しかし、望月論から行くと、そのキャッチャーの指示に首を横に振れる人が


本当に力がある人なんです。


それは速い球を投げる力でなく、考える力。


腕力ばかり鍛えてもダメ。しっかりと考える力を鍛えないとダメ。


ただ反抗すればよいのではないので、経験がないピヨピヨなヒヨコの頃は


首を横にふる権利すらないと思いますが、そのサインを疑うというか、


なぜその指示なんだろう…。って考える癖は付けておくべきだと思います。


「自分の人生を委ねすぎるな。


 自分の意志を持て。


 常に考え、考える力をつけろ。」


ということです。


それが自分の力で生きていける力をつけるという事です。


一人前の経験を付けた時に、しっかりと首を横に振れるようになります。


一人前になるということは、そういうことなんじゃないでしょうか。


自分は新卒の頃、首を横に振りすぎて全く可愛げ無く、


一切愛されてない新卒でした。笑えないくらい。笑


はっきり言って最低な社会人一歩目をきってしまったので


みんなは愛されながら一人前になって欲しいです。