昨日は帰宅後、世界陸上の男子マラソンを見ました。
途中からでしたが、中本選手がすごい頑張っていました。
素晴らしい走りでした。感動しました。
よく会社の経営って、マラソンに例えられます。
経営はゴールのないマラソンとか言われますが
昨日の中本選手の走りは経営的観点から見てかっこよかったです。
速度を上げたり、下げたりしないところがかっこよかったです。
アフリカ勢が30kmで速度を上げて誘っても、速度は変わらず。
反動でアフリカ勢が落ちてきても、速度は変わらず。
また40km手前で再度離されても速度は変わらず。
ゴール手前で4位の選手の背中が見えても、変えず。
5位に入賞し、会見も淡々と。しびれました。
これを見て、自分も背筋を伸ばし、襟を正さないといけない部分に気付きました。
「周囲に影響されて経営している部分が多くなってきてる」点でした。
もちろん、人数も増えて「小さな失敗もしたくない」って気持ちのせいでしょうが
うまくいっている仲間を意識し、周囲からの目線を少し気にしながら
経営してるのでは?とマラソンを見て自分に疑問を持ちました。
自分たちは周囲の会社のために経営してるわけなく
「幸せの追求と拡大」という理念をもとに
自分たちとその家族、そしてお客様のために経営していて
成長速度や拡大速度を周囲に合わせる必要なんて全くないと
再度気づかされました。周囲のアフリカ勢のように勢いのある会社に
誘われても乗らない中本選手のように、
一歩一歩着実に自分たちの時計を見ながら
メダルを目指しつつも、しっかりと入賞できるような経営戦略を
今後も目指していきます。
華が無いけど着実で堅実な成長戦略はうちっぽくて好きです。
まだまだ7km地点を通過した程度のマラソンでいえば
始まったばかりの状態ですが、自分たちの時計でしっかりと
一歩ずつ楽しみながら走ります。