突然ですが、今日は真面目にブログを書こうとおもいます。
いつもはアレが欲しいとか、
この動画が面白い。とかくだらない事ばかりですが
今日はちょっと真面目な望月を小出しにしてみようかと思います。
(下記は望月の個人的な見解です。)
経営者という職業は一番かっこ悪い職業だと思ってます。
確かに、うまくいっている経営者はかっこ良いです。
うまくいってない経営者はかっこ悪いです。
資金集めにペコペコしながら回らなくてはなりませんし、
うまくいかなくしてしまったというレッテルを貼られます。
会社を起業して10年間継続できている会社って
なんと1%しかないんです。
残りの99%はうまくいかなくなっている訳です。
要は経営者としてかっこ良いのはその1%です。
TVに出ている社長たちです。
グリーの田中社長とか、三木谷社長とか、藤田社長とか…
自分もその1%を狙ってますが
99%はかっこ悪いわけです。
よって、一番かっこ悪いのが経営者だと思ってます。
そして、一番寂しいのは経営者だと思ってます。
自分はスタッフの事を本当の肉親だと思ってしまうくらい
愛しちゃってます。
頭の中の時間を考えると、100あるうちの65は
横スタのスタッフの事を考えています。
最近元気ないなぁ。とか
彼女とうまくいってるかなぁ。とか
親御さんは元気になったかなぁ。とか
良い車見つかったのかなぁ。とか
旅行行ったら、スタッフの彼女にお土産買ったりとか。
でもその思いが相思相愛にならない事が多いと思うので
一番寂しいのは経営者だと思ってます。
さらには、一番苦しいのは経営者だと思います。
ベンチャー企業を立ち上げて、10年後まで計画通りいく
経営者なんて、まず、いないでしょう。皆無だと思います。
でも、事業計画は大切なので短期、中期、長期で作ります。
そして、発表します。作っている時はいけると思ってますから
胸を張って説明します。
しかし、計画は必ずずれます。
計画がずれてそこからの修復力。が経営者の力の見せどころです。
なのに、計画がずれると非難されます。ぶれてるって…。
経営者も同じ人間です。完璧な人間なんていません。
そりゃ計画もずれます。ずれて当たり前です。
最近は、非難される事も仕事の一部だと腹をくくりました。
よって経営者は苦しいとと思ってます。
もっというなら、不安感はすさまじいです。
同年代で立場が同じ経営者の人と毎日のように電話します。
みんな不安です。だから、連絡を取り合います。
知識とモチベーションと経験値、そして仲間が欲しいからです。
お互いに危機感持っているので情報交換が大切になってきます。
そして、全員口では言いませんが2年後3年後の事を考えられない、
安心できない不安感が絶対あるはずです。
自分にもあります。
来月、再来月の安心感がない不安感との葛藤です。
そんな、経営者の現実があります。
理想を胸に起業して、実際はこんな感じ。
日々「理想と現実」との葛藤。
理想と現実とのバランス感覚が長けている人。
現実に打ち勝てる人は、是非経営者を目指しましょう。
ちなみに、うちの息子は経営者でなく
是非、一部上場の会社で
「望月真裕」でなく、「島耕作」を目指してほしいです。