実家に愛犬『トニー』がいます。



犬種はコーギーです。



足が短く、尻尾も切られてしまっている狐のような犬です。



始めて我が家に来たのはもう14年も前です。



自分は元々カギっ子でトニーと過ごした時間は多かったです。



中学校、高校時代に家の前で野球の素振りをしていた時も



トニーを家から出して一緒にやってました。一人だとさみしくて。



昔の実家の家の前の坂をダッシュする時、つき合わせてました。



自分は10本くらい走りましたが、トニーは3本で飽きてました。



3回くらい噛みつかれた事もあります。



噛み合い、殴り合いしました。右手が噛まれて流血もしました。



青春時代にはいつもトニーが横にいました。



大学生の時に、トニーは一度死にかけました。



胃腸が弱くて、食べた物を全部吐いてしまう。



日に日に痩せていって、もう正直ダメだと思いました。



投薬治療と毎日の通院でそこから奇跡の復活。



奇跡の犬でした。他にも色々奇跡がありました。



家を飛び出しても「ジャーキー!!」と叫ぶと



猛ダッシュで帰宅するトニー。



トイレマットでおしっこする時、胴長短足犬なので



必ず的を外してしまうトニー。



先日そのトニーが入院し、今日退院しました。



「あと3日です。」と医者に言われました。



寿命です。



でも、トニーは我が家に来てよかったでしょうね。



わがまま放題だったし、男家族だから食べ物いっぱいあるし



結構かわいがられてたし…。



最近は弟分のダックス「リッキー」も来て、



兄貴にもなれたし。



そういや、リッキーは突然トニーがいなくなったらどう思うんだろ。



今、トニーにはお疲れ様と言いたいし、



我が家に話題と笑顔と刺激をくれてありがとうと言いたい。



そして、バカ犬って悪態ついた事を謝りたい。



青春時代いつも横にはトニーがいました。



絶対に忘れない。



あと3日。。。



一度、本音で話しあってみたかったです。