去年暮れに買ったレンズ交換式カメラα6400はとてもいいカメラですが、レンズ交換式のカメラはレンズ交換が面倒というか、戸外では交換するのが面倒で、とっさのシャッターチャンスに対応できません。
なので、つい出来心でニコンCOOLPIX・A1000を衝動買いしてしまいました。
A1000は24~840mm相当の高倍率ズームレンズを持つコンパクトデジカメ。
実売5万円超の高級コンパクトですが、第一印象では思いのほか画質が悪くて、超がっかり。
何が悪いって、画質が全然シャープじゃありません。
拡大すると、砂をまいたみたいにザラザラ。
グラデーションも荒く、ベタッとした感じが目立ちます。
ひと昔前に「塗り絵」と言われた画質です。
コンパクトタイプだからレンズ交換式カメラより画質が落ちるのは当然としても、同じセンサーサイズのニコンP600よりも悪いとは思いませんでした。
P600は6年も前のカメラなんですが・・・。
でも、等倍にまで拡大しなければ意外とアラが出ないのが不思議。
サブカメラと割り切れば小型でポケットに収まるし、さっと出してさっと撮れるメリットはあります。
とりあえずA1000の試写がてら、今日は都筑区の市営地下鉄「センター北」駅の北にある遊歩道「くさぶえのみち」と、その周辺の公園を散策してみました。
「くさぶえのみち」は横浜市都筑区が整備する緑道のひとつ。
市営地下鉄グリーンラインの中川駅前を起点に、山崎公園、牛久保西公園、牛久保公園、徳生(とくしょう)公園など、いくつもの公園に通じる約2kmの遊歩道です。
地下鉄グリーンラインを中川駅で降りると、「のちめ不動」バス停まで4.1kmのジョギングコースの案内板があります。
「くさぶえのみち」はここから徳生公園までの約2kmです。
園内の池で魚釣りができるめずらしい公園です。
バケツを見せてもらうと、ウグイみたいな魚が釣れていました。
池はけっこう広く、しずかでのどかです。
話によるとタナゴとかフナなども釣れるようです。
池に注ぐせせらぎに沿った坂道の上にはプールと広場があります。
ただし現在は工事中。
この道は真下に地下鉄グリーンラインが通っています。
牛久保西公園に着きました。とても広い運動公園です。
橋の上は市役所通りです。
都筑区の緑道は谷筋が多く、もれなくせせらぎがついています。
ちなみに、この写真を見て「アンリ・カルティエ・ブレッソンをまねたな」と思った方。
あなたは写真で破産できるレベルの超マニアです。
写真の上段にある坂はセンター北駅方面に通じています。
遊歩道は谷筋ですが、ときどき広い場所も。
遊歩道には数百メートルおきにジョギングコースの地図があります。
ここには広大な池があります。カモがいっぱい。
物見台に人が立つと餌を求めてカモが集まってきます。
池の周囲はなだらかな芝生の斜面。
周辺住民の憩いの場になっています。
カメラ片手に歩いていると、通りすがりのご婦人が、「あそこにカワセミがいるよ」と教えてくれました。
ニコンA1000が強いのはこんなときです。
コンパクトでレンズキャップを外す手間もありません。
望遠は840mm相当までいけます。
カワセミの存在を教えてくれたご婦人によると、「これはオスだね」とのこと。
このようにくちばしが黒いのがオスで、メスは赤っぽい黄色だそうです。
初めて知りました。
実を言うと、これはオスの写真だと言われたので、ブログに掲載できない何かが写っているのかと思いました。
ニコンA1000。私としては画質は不合格です。 キリッ
それ以外はとてもいいカメラです。
特にシャッターの感触がいい。
軽くて短いストロークで撮れるので、反射神経が必要なスナップ写真に最適でしょう。
α6400の心強い援軍になりそうです。
最後にグリーンライン「都筑ふれあいの丘」駅近くの桜を。
コロナウイルスの世界的な蔓延により史上まれに見る不安な春となりましたが、桜はきれいに咲きました。
皆様もどうかお元気で。