ファストパスを獲得すべく、始発に乗りはるばる2時間かけてやってきました日向和田。八時の配布に間に合うように向かいます。
到着すると、20分くらい前だというのに40人ほど行列が。兎に角最後尾に並びます。すごい人気だ。数分前になって配布が始まりました。自分の番ではもう午後もだいぶ埋まり始めてました。自分は最終15:20集合でファストパスをいただきました。
そして、この後、三鷹、八王子を行脚し、15時前に戻ってきました日向和田。早めの到着で店先のチェアで読書で待ちます。
すると、女性が注文を取りに来てくれました。特製塩ラーメン1600円を注文です。
しばし待つと、店内に案内されました。カウンターに着席し、しばし待ちます。すると、程よく温まったレンゲを別途持ってきてくれました。そして。。。隣の席にラーメンが提供されたのですが、どうやら違っていたらしく、正しい注文に置き換えられました。
次はぼくかな、ひょっとしてそれが僕のだったかな。さあくるかな。と思ったら、どうやら、作り直しすることになったようです。
正直、商品としては全く問題ないと思うのですが、店主として、他の客に一度出したものを出せないという思いがあったのだと思います。なんか申し訳ないなあと思いながら、プロの職人魂を感じさせられました。さすが飯田商店から独立しただけはあります。恐れ入りました。
そして、さあ、やってきました。というか、店主直々に持ってきてくださいました。具材の説明もいただきました。最初の女性からは順番前後してすみませんとのこと。全然平気ですよ。と答えました。
まずは麺。細麵ストレート。長めで柔らか目の仕上げは飯田商店譲りか。それでいて切れずにしなやかさと絶妙の舌触り。この感覚は他では味わえない感覚ですね。スープもよくなじむというか一体感が演出されるイメージです。
次にスープ。まろやかな塩味は透明感高く美しい。表面は油膜が美しく張っています。味わいはだいぶ控えめですね。出汁感も控えめ、塩味も控えめ。背脂ダイスがコクを演出しています。でも個人的にはもう少し濃くてもよかったかな。でも研ぎ澄まされた味わいは秀逸。柚子がさらにすっきりした味わいを演出しています。
そして具。揚げ白髪ねぎでしょうか。これと、紫玉ねぎのみじん切りが上に載ってこれがスープの味わいに深みを演出しています。そしてここは肉がすごい。豚はロースの低温調理が2枚。意外にしっかりした噛み応えとスープとの調和。バラは味は控えめでよりスープとなじんで一体感を味わえます。ワンタンは2個が海老ワンタン、ぷりぷりでうまい。1個は肉わんたん。こちらもしっかり肉感でこれもスープとともにジューシーにいただけます。なんといっても一番気に入ったのは地鶏のモモチャーシュー。皮が炙って香ばしくパリッと感、肉はしっかりした噛み応えとにじみ出るうま味。これがうまかった。そういえば、こちらは味玉というオプションがないですね。
というわけで、場所は相当辺鄙、ファストパス入手も超早朝とハードル高すぎながら、飯田商店で培った洗練された味わいがいただける希少なお店。早起き、前泊、旅行の一環としてFeeLに是非。
ラーメンって本当においしいものですね。
それではまた。
食べログも是非。
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