スパイダーマンにおける最大のテーマです!
しかしそれは…そうなんです!アメコミの世界では根底にある、そして常に悩み考え必ず描かれること。
特別な力を持つ、それには大きな責任と義務がある、だからと言ってその力は必ずしも正しい者にだけ与えられるわけじゃない。
横浜弘明寺商店街 美容室プーアプーの
映画大好きな美容師久保田健太郎です。
今回は『クロニクル』を観ました。

ごく普通に退屈な生活を送っていた高校生たちが、ある日特別な力を手に入れ超能力者として覚醒する。
超能力を手にした、高校生のアンドリュー、マット、スティーヴは、自分たちの姿をビデオで記録することにした。
超能力を使い女子のスカートをめくったり、空中でアメフトをしたりと退屈だった毎日を刺激的なものに変えていく三人。
ある日、クラクションを鳴らして後方からあおってきた車をアンドリューが超能力でスリップさせる。
それをきっかけに彼は破壊的衝動がふくらんでいく。そして超能力を乱用、力に翻弄されていくようになり、やがて…
高校生のアンドリューが個人的に撮ったビデオ映像、彼の困難な家庭状況や 高校でのいじめ、不遇な人間関係が映し出される。
パーティーでスティーヴに誘われ洞窟探検に行く、そこで偶然に『謎の超能力』を手に入れ、強い仲間意識を持つようになった3人。
学園青春ドラマのノリ、レゴや水切りなどの他愛ない遊び、スカートめくり(笑)のイタズラを通して超能力をの精度が高まっていく。
テレキネシス?をつかい自分を持ち上げる(笑)そして自由自在に飛行出来るまでのエピソード!!!これは見所でした。
実は『マン・オブ・スティール』のクラーク・ケントもこんなんだったのだろうか?なんて妄想が広がります。
学祭?で「マジック」を披露して一躍人気者になったアンドリュー。その後パーティーでの決定的な出来事からの、転がり落ちる様は正に自滅への一本道。
ドラマの部分がしっかりとしているので、ティーンエイジャーの微妙な感情の起伏にも説得力が出ていました
今回の映画 ☆☆☆☆★ 星4つです。
大いなる力を持つ者が、必ずしも力を使えるとは限らない!
ヒーローにになるにしても、ヴィランになるにしてもだ!
この映画は大いなる力を、責任をもて余すことによる悲劇がしっかりと描かれる。
不幸な結果になってしまった二人と残された最後の一人。
この悲劇があったから力を持っている事の責任の大きさが分かりやすくなり、今後のアメコミ映画がより感情移入出来そうだ(笑)
Android携帯からの投稿