違うと知っていながら書いてしまったのが擬装。しかし達の悪いのが、違いが解らないまま料理をしメニューにのせてしまったのが誤表示。
もっと言うと、悪いとわかってやっているのが擬装。
悪い事いう認識、そして善し悪しの違いすら解らないままが誤表示。
誤表示は故意でないから、知らないだけだからごめんなさいで良いのか?
それは『プロ』としてどうなんだ?
悪いとか悪くないとか以前の問題ですよね、知っていて当然の知識すら持っていないことがどれ程問題なことか…
『髪の毛も人生も潤いが大切!』
横浜弘明寺商店街 美容室プーアプーの
美容師久保田健太郎です。
最近気になった表示擬装問題に感じたことを美容師として考えてみた。
まずは『何のために美容室なのか?』ってことが大切なんですよ( ̄▽ ̄)b
基本的に美容師は職人です。それは髪の毛をキレイにするプロって言うことです。
どの世界でも『プロ』とは、日々練習を重ね腕を磨き、そしてその腕を奮って事を成し遂げれる人です。
また『職人』とは、腕に覚えがあり妥協することなき姿勢や頑固さから取っつきにくさから煙たがられる場合も…
それでもよい部分、だからこそ専門的な職人として存在出来るわけです。
職人の技術ってものは素晴らしいです。
何年何十年も『その道』で生きてるんですから当然です。
美容師の世界も、けして短くない下積み時代を経て技術者になります。そんな中これはどうなんだろう…
持ち込みのカラー剤による『持ち込みカラーリング』
なんで安いと思いますか?
要するに色を決めると言うプロセスがない、なんとなくなんです┐(´д`)┌
この髪の毛はダメージがこのくらいあって、今残っている色素はこのくらいあってと言う状況を判断して
希望の色をキレイに発色させるためにはダメージを抑えつつ、髪の毛に今足りない要素を補いながら
最終的には余分な残留する薬剤が残らないようにカラーをするんです。
そんなプロセスを考えた上で、そこからカラーと言う仕事に入るんです。
そのプロセスを省いたから価格は抑えられるんですよ┐(-。-;)┌
それで安くなるのは『当たり前』なんですよね、でもちょっと考えてみて下さい。
自分で選んだその色は、ちゃんと見本どうりに発色して、傷まず艶々しっとりになりますか?
それとも只、塗りたくっただけですか?
プロセスを抜いた美容師としての責任はどうなんでしょうねσ( ̄∇ ̄;)
これで安くなる代わりに、何を犠牲にしているのだろうか?
痛んだ髪の毛はカラー剤を選んだお客様の問題なのか、塗った美容師のせいなのか?
本来であればカラーやパーマや頭皮ケアと合わせて考える事、それぞれのダメージリスクを分散して最大の効果が出るようにするんです。
これが知識があれば防げたこと『誰のために美容室なのか?』ってことです。
価格優先で考えダメージが出てるしまう事が多いのが現実。
何を優先して何を我慢するのか、価格優先して髪の毛の健康を我慢する、そして将来の髪の毛まで犠牲にしてしまうのか(ToT)
美容室は増え続けています(同じくらい潰れてなくなってもいますが…)その中で
価格を重視するのか、それとも内容を重視するのか。
髪の毛にとって何が正しくて何が必要なのか、それが判断出来るのがプロ。
ニュースを見ていて思いました。仕事をするプロとしての知識がないから『誤表示』なんて言い訳するんだろうな。
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