厳冬の上高地、銀世界を歩く
 

 

【行程】

往路:新宿→[ツアーバス]→平湯温泉(宿泊)

ルート:平湯温泉→[ツアーバス]→中の湯バス停→[徒歩]→釜トンネル→上高地トンネル→[スノーシュー]→大正池→田代池→田代橋→大正池→上高地トンネル→釜トンネル
復路:中の湯バス停→[路線バス]→平湯温泉(立ち寄り湯)→[ツアーバス]→新宿

 

 

【登山概要】

上高地のスノーシューツアーに参加してきました。レンタル一式付、新宿からのバス、平湯で1泊、上高地でのスノーシューツアーです。

1日目はバスで移動。バスで平湯に向かいますが、途中で諏訪湖のSAに寄って、数年ぶりに御神渡りがあったという諏訪湖を眺めました。凍った湖はなかなか綺麗でした。平湯温泉でお風呂を楽しみその日は就寝。

次の日は朝早く、上高地の釜トンネルにやってきました。残念ながら晴天ではなく、雪がぱらついて寒い日です。釜トンネルは思ったよりも坂が急で、スノーシューを背負って歩くと30分ほどかかりました。次は上高地トンネルがあり、こちらは10分程度トンネルの中を歩きます。上高地トンネルを出て、スノーシューを装着。そして大正池方面に歩いていきます。雪道は踏み固められているので、スノーシューでなくアイゼンでも十分歩ける状態です。

大正池は雪が降っていました。灰色の空から舞いおりる雪、夏とは違う、白い静かな世界。大正池からは田代池へ移動。田代橋の近くの屋根のある休憩所でランチ休憩をしました。この辺りは雪が深くて、スノーシューを脱ぐとズボッと雪の中に足が埋まってしまいました。雪と風が強くなり一気に温度が下がって、寒さに震えながら持ってきたパンを食べました。テルモスのお茶が暖かくて、これがなかったら凍えていたかもしれないガーン

寒かったので休憩もそこそこに歩き出しました。田代橋を渡りながら河童橋方面を望むと、上高地温泉ホテルの建物が見えました。河童橋まで行くには時間が足りなかったのでここで引き返します。空が少しずつ晴れてきて、ついに青空が見えました。山の稜線も見えてきて雪降る景色とはまた違う景色が楽しめました。帰りも上高地トンネル、釜トンネルを抜けて、中の湯のバス停へ戻ります。

帰りは平湯の立ち寄り湯に寄って、冷え切った体を温めてバスで新宿に向かいました。冬の上高地は初めてでしたが綺麗で、スノーシューで歩くのも楽しかった…でも、すごく寒い!今度は天気の良いときに行ってみたいと思います。

 

 

 

 

【登山フォト】

 

▲凍った諏訪湖。

 

 

 

▲上高地の釜トンネルを徒歩で抜ける

 

▲上高地トンネルも徒歩

 

▲スノーシューで歩き始めます。道はしっかりして歩きやすい

 

 

▲冬の大正池

 

 

▲池と木と雪の静かで綺麗な風景

 

 

▲猿が木の上で丸くなっている

 

 

▲田代池に向かって、大正池の周りをスノーシューで歩いていきます。

 

 

▲田代池にて。薄日がさして山の稜線が見えました

 

 

▲冬の上高地は静かです

 

 

▲田代橋近辺。冬で休業中のホテルが見えます

 

 

▲唯一使えるトイレ

 

▲河童橋の方面を望む。人はいません・・・。

 

 

▲帰路、少し晴れてきました

 

 

▲雲が晴れて視界が開け、雪をかぶった山並みが見えました!

 

 

▲白樺の林。ここが上高地でも一番若い白樺の森だそう。