画像は長崎 川棚にある４次元パーラー
マジック喫茶「あんでるせん」のマスターが
念力で曲げたスプーンとフォークです。
マスターがサインしてくれました。
しかしその空間は4次元ではなく5次元空間でした。
あんでるせんは昼の部午前１１時からと午後の部午後５時からの完全予約制です。
１１時になるとシャッターが開いてお店に入れます。
わたしたちは１０時３５分にハウステンボスを出発するバスに乗って
１０時５５分ごろあんでるせんの目の前のバスターミナルに着いたので
５分ほど待ちました。（バスターミナルの待合室で待てます）
空港からもバスで一本。約40分ほどで目の前に着きます。
スーツケースを転がしながらいらしているグループの方もいました。
お店の中はマスター（折り紙教室の講師もされているとのこと（笑））手作りの折り紙が飾られていたり いろんな不思議なものが置いてあったりなんとも昭和レトロな雰囲気です。
喫茶店なので終了が午後４時過ぎということもあり食事をオーダーします。
普通に安いです。（カレーやハヤシライス ８５０円とか ハンバーグ定食９５０円とか）
ちなみにマジックショーの料金は一切取らず この食事代のみです。
ほとんどボランティアといっていいと思います。
全員の食事がすんで しばらくすると
カウンターの前に移動します。
一列目の人はカウンターの椅子に座れますが
それ以外の人は３時間以上立ち通しとなります。
（カウンターに座るには２か月前の予約がいいとのことです）
厨房で料理をしていたマスターが初めて登場。
丹波哲郎を若くしてやや細くした感じ。
すっごく面白い方です。
手品と呼べるのは最初の数分間だけ
あとはサイキック能力による不思議現象を５０センチの距離で見ることになります。
インドまでサイババに会いに行かなくても
それ以上の現象を目の前で「これでもか！」っていうくらいに見ることができます。あ。もうサイババいないのか。
マスターは「レインマン」のように完全に右脳能力が開けた人です。
ですから ざ～～～～っと拡げたトランプの並び順を一瞬で覚えることができます。
たとえばわたしたちが「３６」「４２」「５７」というと
左から３６番目にあったカードが「クラブの９」４２番目が・・・
と答えることができてしまうのです。
でもここまでは右脳の能力を極めた人には可能です。
右脳開発の第１人者七田真先生も会いに来られたようで
ポラロイド写真が飾ってありました。
マスターはその能力をさらに高めて イメージの力で
透視 予知 テレポーテーションが自在に使えます。
その場にいる人たちは予約時に苗字しか聞かれませんが
生年月日や名前（漢字まで）つきあっている人の名前まで正確に言い当ててしまいます。
それも「＊＊＊くんは元気？」
みたいにさら～～りというのです。
（そしてさりげなくそこにいる人たちに必要なことを
お笑いを交えながらお話ししてくださいます。←ここ大事。）
スプーンは放り投げただけで マスターが言った角度に曲がります。
前列の人がめちゃやくちゃに廻したルービックキューブは
目の前で一瞬で揃いました。
すべて一瞬で 底に当てたふたがペットボトルの中に
コーラのペットボトルのラベルが内側に入り（コーラに浸かっていた）
クアーズの瓶ビールをねじるとねじったまま固まりました。
トランプのカードの角をちぎって そこにサインしたものをわたしは持っているように言われました。
マスターは残りの部分にサインし 他のカードの中に混ぜてよく切り
お客さんから借りた髪ゴムと手元にあったゴムで十文字に留めて
壁にかかっていたひとつだけ折り紙の入っていないからの額に向かって投げました。
すると額の中に角がちぎられて マスターがサインしたあのカードが入っていました。
わたしが持っていた角の部分はもちろんぴったり合いました。
この角の部分をお財布に入れておくといいと言われたので入れておくことにします！
マスターが黒いパスポートケースみたいなものをみんなの前に置きました。
そしてわたしの後ろにいた男の子が紙を渡されて 向こうで絵を描くように言われました。
そしてその絵は４つに折ってクリップで止め
カウンターに置いた大黒様の口の中に入れておかれました。（本人以外誰も見ていません）
マスターは教祖にされないように細心の注意を払っておられるようで
全体にふざけた雰囲気で 一回目はわざとボケたりします。
この時も ラクダにも見えるし犬にも見えるし馬にも見えるような変な動物の絵をみんなの前で書いて
「まさかこんなの書かなかったよネ？」なんて言って笑いを取ってから
パスポートケースを開けて さらに小さいコインケースを取り出してそれを開けると ４つ折りの紙が入っていました。
そこには目が白丸のかわいくない猫の顔が描かれていて
絵を描いた男の子の名前も漢字で書かれていました。
そしてマスターのサインと書いた時間午前７時３８分が書かれていました）
もう言わなくてもお判りでしょうが
男の子が描いた下手な猫の絵とマスターの絵はまったく一致していました。
目が白丸で ひげが２本づつ下向きに描かれていて
一般的な猫の絵ではありませんでした。
朝にはこの男の子がこの絵を描くことは決まっていたのだそうです。
すごかったのは
ボルトとネジを３人の人に渡して 確かめさせ
真ん中辺まで留めたものを フィルムケースに入れさせました。
そして「あなたは外しますか？締めますか？」
と聞いて
一人が「外します」
と言ったら 好きなタイミングで 「GO」と「STOP」を言うように言われました。
みんながじーっと見ている目の前で その人が「GO」というと
ネジが自分で廻って動いてゆき
「STOP」というと止まりました。
それを繰り返して ケースの中でネジはコトッと外れました。
次の人には「締める」で同じようにネジがひとりでに締まりました。
そして３つ目のネジはグラスの中に入れて
ipodで久保田利伸 の「LA・ LA・ LA LOVE SONG」をかけると
♪まわれ まわれ メリーゴーラウンド♪に合わせてネジが廻って外れました。
みんな驚きながらも大爆笑
しかしこの頃になるとキャパを超えたためなのか
どこまでが現実なのかよくわからなくなり
「そもそも現実って何？何でもありなのがあたり前」
みたいな気分になってあまり驚かなくなってきます。
そしてこれこそがマスターの狙いなんだと思います。
サイコロを渡された前列の人は何度もマスターの言った通りの目を出しました。
ヤ＊＊なお方がスカウトに来るほどですから
その気になれば大金持ちにもスターにも教祖にもなれます。
でもすっごい回転率の悪いシステムのお店でわずかな食事代金だけで
何時間も不思議現象を見せてくれるのです。
マスターのお人柄もお茶目でとってもいい人です♪
縁のある人に
「現実とわたしたちが思っているものは何なのか？」
「それを制限しているわたしたちの思い込み」
を外すことを教えてくれているのだと思います。
わたしたちにはすべてが可能なのですから
競争も取りっこも足の引っ張り合いも必要ありません。
長崎あんでるせん 超々お奨めです♪
予約番号も書いておくね。
0956-82-5385