GWです。
みなさまいかがお過ごしですか?
実家の父が血圧を下げるための薬の副作用で
一時はかなり危険な状態になってしまい
現在はほとんど持ち直しつつあるのですが
大変心配いたしました。
以前お花のお稽古に通っていた先生は
80歳を過ぎておられましたが
いつも真っ赤なマニキュアを綺麗に塗っていらして
頭は完全に冴えわたり
朝の10時から夜の8時までほとんど一日中立ち通しで
お稽古をつけても疲れたお顔一つ見せない方でした。
当時は教わっている私のほうが
2時間くらい立っているだけで疲れてしまうような状態でしたので
いつも感心&尊敬しておりました。
先生のお話では お父様が厳しい方で
子供のころ 夕食後に寝転がったりしていると
叩かれるので 押し入れに隠れて居眠りしたとか
水泳部の朝練で真冬のプールに部員同士で
突き落としあって入ったとか
鍛えている方は違うなと思ったことでありました。
そんな先生が
ある時道で倒れてしまったことを境にガクッと弱られて
その原因が高血圧の薬を服用したことだったとお聞きしました。
人が血圧を上げるのには理由があり
たいていは血流が悪くなり
脳などの重要な個所に十分な血液(酸素)が供給されなくなるために
血圧をあげてそこに血液を送り届けようとしているのだそうです。
それを薬で下げてしまえば
私たちの恒常性維持機能は もっと血圧を上げようとします。
そうして一日でも飲み忘れれば
とても高い血圧になって危険ですし
先生のように下がりすぎてしまったために
脳に必要な血液が届かなくなって倒れてしまうこともあります。
ですから血圧が高くなったら 食事に気をつけるとか
軽い運動をするとか
まずは血流を良くすることを考える必要があります。
父の様子をみて「何かがおかしい!」と直感的に感じ
「腎臓に負担がかかっているからこの薬飲まないで」
と数種類の薬のうち2種類の薬を飲まないように言いましたが
「何を根拠にお前はそう言うんだ?」「病院の先生からもらったんだから」
と信じてもらえないのでした。
根拠も理由もわからないけれど
直感的に「ただそうだとわかる」などということは
実娘であればなおさら 信じがたいものであるに違いありません。
「この薬が原因に間違いないのなら飲むのを止めてくれますように」
と祈っておりました。
すると祈りが聞き届けられたと感じる出来事がありました。
近所に住む方がケーキを焼いてもってきてくださり
お茶を飲んでいるとき この薬の話をしたところ偶然にも
その方のお母さまがやはり同じ先生から出していただいた血圧の薬を服用中
何度も救急車で運ぶほど具合が悪くなり
いろいろ調べたらその薬の副作用で 2年かかったけれど
今は元気を取り戻したという話をしてくださいました。
「その薬は何の薬ですか?」とお尋ねすると
調べてきてくださり
父が飲んでいた薬と名前は違うもののほとんど同じ成分の薬でした。
副作用として
「腎不全 呼吸困難 動悸 頻脈 足のふらつき 手足の震え のぼせ 発疹 顔赤 ショック オウモン筋融解症」
など父の状態とぴったり合っていたのです。
要するに心臓や血管を含む筋肉の力が緩みすぎて
うまく機能しなくなってしまっていたのですね。
とても怖いことです。
薬は出されたまま飲むのではなく
自分の身体の状態をよく見てちょっとでも不快な症状が出たら
すぐに先生に申告したほうがいいと思います。
薬害というのは恐ろしいものだと実感した出来事でした。
健康は宝ものですね。
大切にしましょう。
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