皆さまこんばんは。

クリスマスまで10日になりましたね。
今年は今のところ、例年より暖かい気がして、きれいなイルミネーション見学も楽しめそうですね。

教室でも新年長の皆さんの工作のクリスマスリースが、沢山並んでいます。
まだ途中ですが、もうすぐ完成です。
教室もクリスマスムード、いっぱいです。

img_20231215-232034.jpg

img_20231215-232145.jpg


さてさて、遅くなりましたが、今年の小学校と幼稚園の合格校、合格園を、まとめてみました。
以下の結果になりました。

〈小学校〉

○精華小
○湘南白百合小
○森村学園初等部
○日大藤沢小
○鎌倉女子大初等部
○関東学院小
○横浜国大附属横浜小
○横浜国大附属鎌倉小

〈幼稚園〉

○青山学院幼稚園
○洗足学園幼稚園
○森村学園初等部
○桐蔭学園幼稚園
○横浜英和幼稚園
○湘南白百合幼稚園
○鎌倉女子大幼稚部

合格校、園は以上のような結果でした。
幼稚園受験に関してはオンライン中心でやっておりました。


今年は年長さんは11人と少なかったですが、私立を受験された方は6人、あとの5人が単願で国大附属を受験されました。
私立は全員の方がそれぞれ合格されました。
国大の抽選でお二人が惜しくもはずれてしまったことは今も本当に残念です。

年長さんが少ない人数でしたが、私立の結果がこのように全員合格できたのは皆さんが本当にがんばって実力をつけてくださったおかげです。

また、教室ではかけもちをご遠慮いただいておりますので、これは本当にフェアリーで皆で励まし合いながら頑張れた純粋な結果であり、今年もとてもほっとしております。

会員専用掲示板では、リアルタイムで、合格者のお名前や人数が共有できるようにしていまして、人数もそのつど会員用掲示板と教室内に合格者のお名前を貼っておりますが、数年前から、HPやこのブログでは人数は公表しておりません。

それは、合格人数(ましてや分母のない)を書いて、生徒さんを募集することに疑問を感じるようになったからでした。

○○小学校に沢山合格者を出していると宣伝しているお教室があるとして、その合格者の数と同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上、残念な結果になっている受験生が、その生徒さんたちの陰にいてもわからないし、、

特に難関校と言われる学校を受験する生徒さんたちは複数の教室をかけもちされているのが当たり前、と聞くこともあります。
そうなると、それはその1つのお教室の実績であるかどうかわかりません。
でもその数字に惑わされてしまいやすいかと思います。

そして、「例えば○○小学校の合格率が90%」とあったとしたら、そこに入れば合格できそうな気がするかと思いますよね。

私の教室には新年長さんになって、他塾から変わってこられる方もこれまでよくおられたのですが、お聞きした中では、そもそもその塾に来ているお子さんは兄弟関係で、上にその○○小学校に兄姉がいる人がほとんどで、新規の受験生はあまり合格してないことがわかって、、というようなお話もありました。

私立は兄弟姉妹は、やはりフリーの受験生よりは強みがあるところがほとんどですから、合格者数の中に、そういうお子さんが多いということもありえますよね。

かけもち数、兄弟関係数、出身者などの関係数、補欠も合格者とか、そもそも数自体が本当に正しいのか?


そういう理由からしても、あまり数字を出して競い合うこの業界の仲間に入るのは好まなくて、合格校だけにとどめています。

「合格率100%」であればもちろん、飛び込んでください。
でも、90%と書いてあったら、ご自身のお子さんが10%の中に入るかもしれないことも考えて安心してしまうのはよくないかもしれません。

極端な話、その塾は兄弟関係、出身者関係が90%の塾だったということもあるかもしれません。

同じ理由で私の教室で合格率が良かったとしても、それを聞いて期待して入会された例えばAさんのお子さんを、私が必ず合格に導けるかどうかとわからないのです。
100%と言えない限り、生徒さんを募集するために、数字は出すのはやめようと思いました。

それに、統計学の様に、当選確率が高い塾を探している理由で選ばれなくて良いのです。

合格率が100%でない限り、ご自身のお子さんはもしかしたら志望校に落ちてしまうこともあり得ます。
どんなに当確に見えても、小学校入試はそのようなこともあるのです。
国立附属の抽選も然りです。

でもそのときに、結果はすごく悔しくて残念になったとしても、受験にむかって頑張った日々に、良い思い出や、良い出会い、充実した日々が過ごせて、後悔なくやりきれたかどうか、、それこそが、たとえ結果が出なかったとしても、最後にパンドラの箱から出てくる妖精(フェアリー)だと思うのです。

数字に左右されるのではなく、どんなところで、どんな風に受験対策をしていくのが、我が家に、我が子に合うのかを、複数の教室に体験にいかれみて、良いお教室が見つかると良いのではないかと思う今日この頃です