エアコン今昔物語!? | ほぼ寝たきりおやじの「ベッドで小言を・・・」

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車イスおやじならではの視点で世の出来事について思いを綴る!!
~それと度々闘病記~

毎日、暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

平均気温で言うと、ここ100年で上がったのは1度台だそうですが、これは平均値と言う数字のマジックで、肌感覚で言うと

ここ50年で3~4度は上がった気がします。

 

私が初めてマイカーを持ったのが、今からおよそ50年前の学生時代。

 

バイト代を貯めて買った中古のカローラは、もちろんエアコンなどと言う贅沢なものは付いていませんでした。

車などは窓を開けて走れば、夏ぐらい何とか乗り切れたものです。

 

そもそも、この頃は一般的にエアコンと言うものはなく、単に冷やすだけのクーラーが全盛の時代でした。

 

家庭にはもう少し早くクーラーが普及し、その4~5年前には入っている家も結構ありました。

もっとも、これは風通しの悪い東京のことなので、自然豊かな他の地域に普及したのは、もっと後のことだと思います。

 

まぁ、家にクーラーがあるといっても、付いているのは客間や応接間の類い、年に1、2度ある極端に暑い日だけは、そこに家族全員が集まって過ごしましたが、そこまで必要性を感じなかったのも事実です。

 

その頃は暑い日でもせいぜい30度をちょっと超す程度、夜もほとんど熱帯夜になることはなかったので、エアコン無しの生活が成り立っていたのだと思います。

 

学校もそうでした。高校までは教室にエアコンなんて、ないのが当たり前でしたし、必要性も感じませんでした。

多分その頃は、公立学校のほぼ全部にクーラーやエアコンは入っていなかったと思いますが、調査を始めた2010年には、公立の中学までの教育機関で、全体の19.3%にエアコンが設置されていたそうです。

 

そしてそこからわずか12年、2022年の調査によると、同じく公立の中学までの教育機関でのエアコン設置率が何と95.7%と、最初の調査から76.4%も増えていることが分かりました。

 

日頃から行政には文句ばかり言っていますが、この伸び率は誉めてあげたいと思います。

 

とは言え、もう少し早く出来なかったのかなぁ、と言う疑問は残りますけどね・・・。

 

いずれにしても、暑さと言うものが我々の生活を大きく変えたのは、紛れもない事実です。