最近、我が地元のテレビ局であるテレビ神奈川で、夕方17時から昔のドラマを放映するようになりました。
昔と言っても10年や20年前のものではなく、半世紀以上も前のものを放映しているんです。
あまりにも珍しいので、驚きと懐かしさもあって、仕事などの用事が入っていない限り、ついつい観てしまいます。
今、放映しているのは、いわゆる木下恵介アワーと呼ばれていた「二人の世界」と言うドラマです。
(※画像お借りしました)
若き日の竹脇無我さんと栗原小巻さんが主演のラブストーリー。お二人とも役の上では20代。当時の実年齢も20代から30代にかけて、と言う若手を代表する人気俳優でした。
ドラマと同名の主題歌をあおい輝彦さんが歌っていて、彼は栗原小巻さんの弟役でドラマにも出演しています。
歌も結構ヒットして、当時の歌番組に引っ張りだこだったことを思い出します。
さらに、私が脳出血で倒れた2011年、竹脇無我さんも同じ病気で命を落とされています。しかも、私が半年間と言う長期入院から家に戻った8月に亡くなったので、とてもショックを受けたのを今でもよく覚えています。
このドラマは、私が中学生から高校生だった頃にかけて放映されたものでした。
自分としては、今とそんなに大差のない、割と先端をいっている思春期を過ごしたつもりだったのですが、ドラマのセリフを聞いたり、写り混む街の様子や使われている物を見てビックリしました。
そのすべてが余りにも古臭く、今とは違いすぎてちょっとショックを受けました。
今さらながら時代の流れというものを再認識したわけですが、そう言えば最近始まった人気ドラマ「不適切にもほどがある」に出てくるのは1980年代後半の様子。
「二人の世界」よりずっと新しいのに、やはり随分古臭いと感じたのも確かです。
結局、歳をとったということなんでしょうかね。でも、懐かしい!!そして、楽しい!!