オリンピックの現実!? | ほぼ寝たきりおやじの「ベッドで小言を・・・」

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車イスおやじならではの視点で世の出来事について思いを綴る!!
~それと度々闘病記~

すっかり忘れていましたが、2年前、2021年の今日8月8日は、東京オリンピックの閉会式があった日なんですね。

 

開会式は7月23日、205の国と地域からおよそ1万1千人が参加し、熱戦が繰り広げられたわけですが、大会前も大会後もこんなに問題が多かった大会はかつてあったでしょうか。

 

 

これは不可抗力ですが、新型コロナの発生で1年遅れで開催されたものの、収まる気配もなく結局原則無観客で行われ、そうまでして開催する必要があるのかを問われる大会でもありました。

 

この問題は、その後どうなったか確認していませんが、JOCの竹田会長が東京誘致のための贈賄容疑で海外の裁判所から訴追され、辞任するという事件や、最初に公募で採用したシンボルマークが盗用疑惑でボツになる、なんてこともありましたっけ。

 

その後も開催都市東京と組織委員会の意見が噛み合わないことなどはしょっちゅう、諸悪の根源は森組織委員会長にあると言われながらも居座り続けていましたが、大会直前になってセクハラ問題で職を追われると言う大失態を起こしましたよね。

 

大会後は大会後で電通ルートによる大規模な汚職事件。ほれ見たことかと言うことになりましたが、これが今のオリンピックの現実ってことなんでしょうか。

実際に競技を行う選手たちには、何の罪もありませんが、それを取り巻く環境があまりにも変わってしまったのは否めません。

 

2年前の閉会式で演奏されていた、1964年の東京大会の時に作られた「東京オリンピックマーチ」を聴いて、そんなことを思ったのが、昨日のことのように思い出されます。

 

あの頃は純粋な「スポーツの祭典」だったのになぁ・・・。