■ 犯罪発生状況
令和元年11月25日(月)から12月1日(日)までに川崎市内で、ひったくり2件、空き巣4件、車上ねらい2件、自転車盗31件が発生しています。(この情報は暫定値で統計資料と数値が異なる場合があることを御了承ください。)
■ 空き巣関係
令和元年12月1日現在、市内では空き巣が108件発生しています。空き巣の主な侵入経路としては「窓」や「無施錠箇所」からの侵入です。
防犯のポイントは、「戸締りを徹底する」、「窓には補助錠や防犯フィルムを取り付け、泥棒の侵入しにくい窓にする」、また、「建物の周りに足場となるものを置かない」、「植木の剪定をこまめに行い、家の周りの見通しをよくする」など、日頃から防犯対策を立てましょう。
さらに、「外出する時は留守を悟られない工夫」をしましょう。例えば、「新聞や郵便物をためない」、「室内の電灯をどこか一箇所点け、家人が在室しているようにみせる」などが効果的です。
〇 無料防犯診断の受付
川崎市では、空き巣対策として専門の職員「安全・安心まちづくり対策員」がお宅を訪問し、無料の防犯相談や防犯診断を実施しています。防犯診断の申込みは電話やファックス等で受け付けています。
〇 出張防犯相談コーナー
市民の皆様に防犯診断制度をご案内するとともに防犯意識を高めていただくため、川崎市では、安全・安心まちづくり対策員による「出張防犯相談コーナー」を開設しています。
今回は、令和元年12月13日(金)午前10時から午後3時まで、中原区役所1階ロビーで開設します。
当日は、空き巣などの防犯相談や住宅の無料防犯診断の受付、防犯用品や錠前の展示を行いますので、中原区役所へお越しの際は、出張防犯相談コーナーに是非お立ち寄りください。
■ キャッシュカードすり替え型の手口が急増中!
川崎市内の令和元年10月末現在のオレオレ詐欺をはじめとした特殊詐欺の認知状況は、発生が309件、被害総額が約4億4800万円でした。
現在急増しているキャッシュカードを窃取する手口は、
「あなたのキャッシュカードが不正に利用されている。」
「詐欺グループを捕まえたら、あなたの口座から現金が引き出されている。」
などと電話で申し向け、その後、銀行協会等の職員をかたって自宅に赴き、用意した封筒にキャッシュカードを入れさせ、
「封をして保管してください。」
「封印をするので印鑑が必要です。」
などと言って、被害者が印鑑を取りに行った隙に、あらかじめ用意していたポイントカード等とキャッシュカードをすり替えたり、封筒ごとすり替えるものです。銀行協会等の職員が自宅に赴き、キャッシュカードの保管をお願いすることはありません。
〜防犯ポイント〜
〇 電話で「お金、ATM、キャッシュカード、暗証番号」と言われたら詐欺です。家族や警察に相談しましょう。
〇 「携帯電話の番号が変わった」(「しばらく電話が使えない」などと言ってくる場合もあります。)と言われたら、元の番号に電話して、必ず本人と確認を取りましょう。
〜対策〜
〇 「留守番電話機能」を常時設定し、不審な電話には直接出ない。
〇 「迷惑電話防止機器」の設置
(着信音が鳴る前に相手に「この電話は録音されます」と警告する機能有)
〇 「迷惑電話防止機能付き固定電話」の設置
(電話機に警告メッセージを流したり、迷惑電話をブロックする機能有)
〇 「電話会社の振り込め詐欺対策サービス」
(登録していない番号からかかってきた電話を家族に転送するサービス)
・ オレオレ詐欺の変遷
「振り込み型」→ 「送付型」 → 「手交型」 → 「強盗型」へ
(口座振り込み) (私書箱・小包) (現金・カード)
・ 犯人が使用する嘘(その時々で変わる)
警察官等を騙る(68%)、財布等の紛失(11%)、仕事のミス補填(8%)、債務・保証人等(8%)、横領等の穴埋め(3%)、その他(2%)
犯人は、携帯電話の紛失、元号の改元、東京オリンピック、災害復興支援、年金情報流出などの名目や架空請求はがき、ショートメッセージ(SMS)をツール(道具)とし、上記のようないろいろな嘘を使います。
犯人の言動に惑わされることなく、事実を確認し、単独で判断せず家族や警察に相談し、詐欺から身を守りましょう。
■ 車上ねらい関係
令和元年12月1日現在、市内では車上ねらいが91件発生しています。
防犯のポイントは、「車内は空っぽにするか、見えるところに物を置かない」、「窓閉め、ドアロックしたことを確認する」、そして、「駐車場には照明設備を備え、夜間も明るくする」、「盗難防止装置や警報装置を装着する」など、心構えと設備の両面からしっかり対策を立てましょう。
■ 痴漢関係
夜間、「イヤホン」や「歩きスマホ」の女性が被害に遭っています。
防犯のポイントは、「スマホ等に集中しない」、「周囲に注意しながら歩く」、「後ろを振り返る」、「防犯ブザーを手に持つ」、「できる限り人通りの多い明るい道を選んで歩く」などです。
■ ひったくり関係
令和元年12月1日現在、市内ではひったくりが24件発生しています。
人道りの少ない道を歩くときには、周囲に注意し、「自分も狙われている」といった防犯意識を常に持つようにしましょう。
防犯のポイントは、「バッグは車道の反対側に持つ」、「リュック式やカバンの斜め掛け」、「歩きながらのスマホやイヤホンはやめる」、「自転車の前かごには防犯ネット」、「バイクなどが近づいてきたら振り返る」、「遠回りでも明るい人通りの多い道を選んで歩く」などです。
■ 交通事故発生状況
令和元年11月25日(月)から12月1日(日)までに川崎市内で、人身事故53件が発生し、63人の方が負傷されています。
〇 各区の発生件数
川崎区15件、幸区6件、中原区4件、高津区 8件、宮前区3件、多摩区9件、麻生区8件でした。
(この情報は暫定値で統計資料と数値が異なる場合があることを御了承ください。)
〇 死亡事故発生状況(令和元年12月1日現在)
神奈川県内では124人の方が交通事故で亡くなられています。川崎市内では21人の方が亡くなられています。(二輪車7人、自転車3人、歩行者11人)
■ 年末の交通事故防止運動&飲酒運転根絶強化月間
これから年末に向けて、交通事故や飲酒運転の多発が心配されます。
交通事故は、起こした側も起こされた側も暗い気持ちになります。
年末年始を笑顔で過ごせるよう、交通ルールを守り、交通事故を無くしましょう。
●年末の交通事故防止運動
期間:12月11日(水)〜12月20日(金)
●飲酒運転根絶強化月間
期間:12月1日(日)〜12月31日(火)
■ 「神奈川県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」について
平成31年4月1日から、神奈川県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例が施行されました。また、10月1日から自転車利用者は自転車損害賠償責任保険等への加入が義務化されました。
自転車を利用される方は、万が一に備え、自転車損害賠償責任保険等に加入しましょう。
また、交通事故を起こさないためにも、自転車の走行ルールについて再確認しましょう。
■ 高齢ドライバーの方へ
全国で高齢運転者による重大な交通事故が相次いで発生しています。
市内でも、高齢運転者による交通事故の割合は増加傾向で、いつ重大な交通事故が発生してもおかしくありません。
運転に自信がなくなったり、ヒヤリとする機会が増えたりしたら、鉄道やバスなどの公共交通機関を利用しましょう。
また、運転免許証の自主返納も検討しましょう。
12月9日から12月13日まで放送予定のラジオ番組「地域安全かわら版」について配信しますので、是非お聴きください。
【放送局】
かわさきFM(79.1MHz)
【放送時間】
毎週月曜日〜金曜日、防犯情報=8時15分頃〜、交通安全情報=17時10分頃〜
【放送内容】
<防犯情報>
11月25日から12月1日の川崎市内の犯罪発生件数
「空き巣の被害に御注意!」、
「住宅の無料防犯診断について」、「出張防犯相談コーナーの開設について」、
「キャッシュカードすり替え型の手口が急増中!」、
「車上ねらいに注意しましょう!」、「痴漢に注意しましょう!」、「ひったくりに御用心!」
<交通安全情報>
11月25日から12月1日の川崎市内の交通事故発生状況
年末の交通事故防止運動&飲酒運転根絶強化月間
「神奈川県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」について
高齢ドライバーの方へ
【関連ホームページ】
○ かわさきFM http://www.kawasakifm.co.jp/index.html
○ 防犯情報 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/15-4-0-0-0-0-0-0-0-0.html
○ 交通安全 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/15-5-0-0-0-0-0-0-0-0.html
【お問い合わせ】
川崎市市民文化局地域安全推進課
〒210−8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話044−200−2284/ファックス044−200−3869
E−メール:25tiiki@city.kawasaki.jp
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