2011年9月12日は中秋の名月が満月なので、
真ん丸い月が見えます。
「秋が7月～9月」「中秋の名月は8月15日」と言いますが、
これは現在のカレンダーではなくて、いわゆる「旧暦」による日付だそうです。
日本で太陽だけを元に暦を決めるようになったのは明治に入ってからで、
それまでは月の満ち欠けを中心とした暦が使われていました。
新月の日を一日として、次の新月を迎えるまでを1か月、
そして12か月を1年としました。
月の満ち欠けと日付は対応しているので、
普通は十五日が満月ということになります。
しかし、この場合1か月は29日か30日となり、
およそ354日で1年が終わってしまいます。
あまりに太陽の動きとずれるのは不便なので、
いくつかの取り決めに基づき、3年に1回くらいの割合で
「うるう月」を挿入して、調整していたようです。
現在、正式に旧暦を発表する機関はないものの、
以上の法則から旧暦を計算することは可能です。
そうして実際に求めると、ほぼ今の日付から
1か月遅れていることがわかります。
ですから、秋は「旧暦では」7月～9月で、「8月15日」と定義されていた
中秋の名月は、9月に行われることが多いのです。
実際、2011年の中秋の名月は9月12日です。
しかし、毎年そうなるとは限りません。うるう月があるからです。
たとえば2009年には旧暦5月の後に、旧暦の「うるう5月」が挿入され、
旧暦8月は大きく後ろにずれました。
2009年の中秋は10月3日だったようです。
お月見料理
ウズラのスコッチエッグ 580円
豚ミンチ肉に玉ねぎ、レンコンを加え
ウズラの卵に包んでフライにしたした。
竹鶴ハイボール 580円
竹鶴12年で作ったプレミアムハイボールで
秋の夜長をお楽しみください。