久しぶりにまったりした日曜日を送っているあかれんじゃですm(__)m

今日は「母の日」ですね。
毎年、母に対して、せめてもの気持ちを…と思い、お花を買っています。
昨年からは仏前に飾ることになりましたが、我が母はお花が好きだったので、少しは喜んでくれているかな?…なんて思っています。

さて、『母』というキーワードで、「ウルトラ者」として外せないのが、やっぱりウルトラの母でしょう😄

ウルトラの母が初めて我々の前に姿を見せたのは45年前…1973年4月でした。
『ウルトラマンT』第1話〜第3話まで連続登場し、強烈な印象を与えてくれました。(3話連続とはいっても、第1話はシルエットと声のみ、第2話は地球へ向かって飛んでくる姿を飛行形態のプロップで見せるのみ。全体像を披露したのは第3話なんですけどね😅)

前年の『ウルトラマンA』で登場したウルトラの父に続き、『ウルトラマンT』でウルトラの母が登場するのは、ウルトラマンのファミリー化を謳った流れからいえば、自然な成り行きだったのかもしれません。

前回の記事にも書きましたが、1973年頃の怪獣ソフビ事情としては、100〜150円のミニミドルサイズが主流になっており、所謂スタンダードより上のサイズは大幅に発売点数が減っていました。
私もミニミドルサイズ(便宜上の呼び方です)をかなり集めていましたし、その中でもウルトラ兄弟はテッパンでしたから、ブルマァクからウルトラの母も発売されたら是非揃えたいと思っていました。

私の拙い記憶を遡ると、ウルトラの母のミニミドルサイズソフビが店頭に並んだのは、『タロウ』のオンエアが始まって、少し後になってからだったと思います。

前回の書き込みに沿っていえば、タロウのミニミドルサイズソフビを手にしたのが1973年5月上旬。ウルトラの母はその後に買い求めたので、1973年の7月くらい…ちょうど夏休みの辺り…ではなかったかなと。
こちらがブルマァクのミニミドルサイズのウルトラの母。
テレビに登場したウルトラの母同様、なかなかの存在感です!
最大の特徴である頭部の装飾が、かなり狭く造型されています。この部分の処理にはメーカーさんも苦労したようで、先端が肩に当たってしまうのと、かん着部分がユルユルのものが多く、首が外れてしまう事が多かったですね。

実際、店頭でも首が外れた状態でビニール袋に入っているのを、何度も見かけました(私が母に買ってもらった時も同様!😅)。

全体的なプロポーションは他のウルトラヒーローとあまり変わらない印象です。
赤い彩色部分が多い辺りが、いかにも母らしいかなと。
成型色は薄いブルー。この時期のブルマァク・ウルトラヒーローに、よく使われていたカラーです。
『エース』以降、ウルトラファミリーの商品点数がかなり増えたため、例えばゾフィーと初代ウルトラマン、帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンAあたりは成型色をダブらないようにして、見た目の違いを出そうとしていたようです。これは商品の差別化にもなりました。今見ると、それが楽しかったりもします。

ウルトラの母のソフビは各サイズ共、一部を除き、ほぼ一貫してこの成型色だったはずです。
爽やかなカラーはウルトラの母に合っていたと思います。


こちらが当時のビニール袋上部に付けられたヘッダー。表側がタロウ、裏側がウルトラの父とのツーショット。『タロウ』の主題歌のフレーズをイメージしたような図柄ですよね✨

実は、この写真のウルトラの母はオンエア当時に買ってもらったものではなく、後年手に入れたデッドストック品なんですよ。なのでヘッダーも現存しているんです😅

前回のタロウソフビ同様、この母ソフビも近年発売されたウルトラマン関連ムックのグッズ紹介コーナーで使っていただきました。元々は未開封だったんですが、その際の編集担当のお願いを快諾し、開封しました。
どうせなら、きれいな状態で写真を撮ってもらいたいですからね👌

せっかく母子揃ったので、タロウを呼んでツーショット写真を撮りました❗
こうして並べてみると、45年前の思い出がよみがえってきますね✨
テレビのキャラクターと同様に、背丈も変えている芸コマぶり!頭の位置がこれほど違います。
このタロウと母のソフビは息の長い商品で、続く『ウルトラマンレオ』の時期まで、ウルトラファミリーのセットものなどにラインナップされていました。ある意味、タロウ&母のソフビで、もっとも親しまれたものだったかもしれません。

宇宙一強くて慈悲深い「お母さん」であるウルトラの母。
ウルトラファミリーの中でも商品点数がさほど多くない部類に入る故、関連グッズは逆に貴重なものかもしれません。

私もウルトラの母のソフビは、いつまでも大切にしたいと思っています🌹