ひとつ前の記事を書いてから、久しぶりに思い出したことがある。

思い出したというか、このことは、この一年半くらい一度も頭をよぎらなかった、

完全に忘れていたこと。



例えば、恋愛関係においては特にそう。

この人と親しくなりたい、こんな関係になりたい・・・

と密かに、しかも前向きに思っていた人とは、かならずその望む関係になれていたということ。

いまから思うと、びっくりする。


というか、当時は漠然と、わたしって大概そうだよな・・・と自覚はしていた。

その理由は分らなかったけれど。


だけれど、今になってようやく分った気がする。

当時はなによりも、希望を持っていた。ネガティブなことを考えなかった。

ひたすら、妄想?に近いくらい、前向きな思いを抱き続けていた。

なんとかなる、というよりかは、気楽に、心に余裕をもって構えていた気がする。

思い通りにならずに、焦ったりもがいたりは、あまりしなかったような気がする。



こんなかつての自分を、わたしはすっかり忘れていた。

願いは叶うのだと、楽観的におおきく構えていた自分のことを。


そう思うと、いまのわたしは、諦めたり、マイナスなことを考えたりするような、いわば自殺行為をしていたに等しい。自分で自分に唖然とした。


昔の自分といまの自分。

少しは成長したかと、いまの自分をほめてやりたいけれど、

昔の自分のほうが、いまの自分の願いを叶える素質があるような気がしてならない。