濃いこげ茶の先のほっそりとなった革靴。
新調したもので、とても気に入っていた。
しかし雨なので、いったん靴箱に脱いでおく。
時間が経ち、移動したときに新たに手にし、履いていたのは、
よく似た、しかしながら、サイズの合わない違う人の靴だった。
それも履いていて、しばらくして違和感を感じてしまう。
かかとが入らない・・・
なんか形もスタイリッシュじゃない・・・
「わたしのじゃない」
こう叫びながら、もとの自分の靴を探していた・・・
皆似たような靴を履いていて、
別の子のものをわたしは履き間違えていたという。
じゃあ、わたしの靴はどこ?
この舞台が小学校のような学校だったことからも、
実際によくある話だろう。
誰かが自分の靴を履き間違えて、
自分の靴を見失ってしまうというエピソード。
探し物が見つからないまま終わってしまうのは、
なんとなく後味悪い。
だからそのような夢の暗示する現実世界における現れついても、
なんとなくだが、素人にも分かる。
自分が見た夢に、物語をつけていく、そうした作業を最近よくしている。
なんとなく、もやもやする・・・