雨がよく降る。
アパートの前に広がる菜の花畑は、もうすぐ水田へと変わっていく。
そうすると、雨蛙の鳴き声も、
いっそう激しくなるのだろう。
そのようななか、先日、SNSをつうじて、
かつてお世話になっていた外国人教師の方から、
タイトルのようなメッセージをいただいた。
「まだ2012年も京都で勉強しているのか?」
「将来の計画はあるのか?」
英語で書かれたその文面にたいして、
すぐに返事を送ることができないでいる。
ふだんあまり使わない英語で返事をつくることに
躊躇しているだけではない・・・
「将来の計画」を自分がほんとうに真剣に考え、
そのためにいま、自分が生きているのか、
そこにはたと疑問を持ったから。
ほかのひとと比べることは無意味。
けれども、
ほかのひと以上に自分が今真剣に生きていると言う自信、
それは、残念ながら、いまのわたしにはない。
わたしもいい加減に目を覚まさねばならない。