私は、喧嘩もしないように気を付けては来た。

言いたいことや、理解してほしいことは、今まで散々いろんな形で伝えたけれど、伝わらなくていつも喧嘩になり、その都度ショックを受けてきた。

だから、私は、あえて旦那が言われたくないことはしないでおこう、それが喧嘩から避けることだった。

ちなみに喧嘩を数々してきたが、結局実になることはひとつもなかったから。
だから、喧嘩しないことで、育てようと挑戦していた。

しかし今日は食事が出来上がり、寝ている旦那を起こした。

旦那は、私に言った。
『飽きた。飯』

って。

私は、落ち込んだ。

旦那には、たまに今日は何食べたい?と聞いていた。
よく刺身。と言っていたから、できるだけ刺身を用意している。

湯豆腐も好きだが今日は中華風のスープにした。
それは一昨日作った豆腐が余っていたから。残飯処理。

豆腐も飽きた。

食べる気なくした。
いちお、毎日サイトチェックして、一生懸命、野菜や、魚、肴を考えてる。

旦那は酒を飲みながら、おかずを食べ、後でご飯と味噌汁食べる人だから、和食中心。

飽きた。

かなり心にグサッと来た。
しかし旦那はいい続けた。毎日刺身ばっかり、おまえの飯は手抜きじゃ!
って。

私は、言った。

お母さんに小さい頃、好きな食べ物を飽きるまで毎日お弁当に入ってなかった?
私は、それがあればよろこぶかな?と思って、そぅ言う気持ちなんだけど。

と言ったが、伝わらなかった。

おまえ、あほやねん。
これ食わしとけばええわ!てな考えやろ!

って。

そんなことはなかった。

その言葉自身に私は、辛くなった。
伝わらないって、怖い。

ひどいなぁ、って正直思った。