母が介護施設入居を決めた事で、周りの人達私も含め
兄や兄嫁はかなりほっとしていた
反対する者は誰もいない
でもそこに一旦入居すると、外出外泊禁止、お盆お正月と自宅に帰れない
その事を母に確認する
母は"それは仕方ない
そこの人たちは皆いっしょよ"
私は複雑な感じも持ちつつ、準備を始める
そして、4月末母は入居した
お部屋は1人部屋で、ベッドとトイレや洗面所、クローゼット付きと広めのフローリングとなっている
快適に過ごせそうな部屋だ
要介護1の母は、本当に大丈夫なんだろかと思いつつ、
引き止める事も出来ずに、母は入居した
知り合いが大勢いるので、話し相手もいると
だがその母の友達は数年の入居で様子が変わっていて
足腰がかなり弱っている人や認知度が上がっていた
要介護1の母は少しの認知があるだけで、生活面では自立している
シニアカーを使えば、行動出来る
母の入居は早すぎたのだろか…
いや、歳を考えればこのままの状態もいつまで保てられるかわからない
母自身も、先々のそう言う不安もあり入居を決めたようだ
兄嫁に「自分で歩いて入れる事が一番よ。抱えて貰って誰かに世話をかける事もない」
立派な決断に目がうるむ…
でも、それは母の本心だろか
兄嫁の前だからミエもあったんだろうか…
つづく