とにもかくにもごはん
小野寺 史宜
2021.8 発行
午後5時開店、午後8時閉店
亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた
「クロード子ども食堂」
政府の貧困率によれば子どもの6人に1人が貧困状態にあるという
満足にごはんも食べられない子ども達がいる
子ども食堂をベースに、子育て支援や学習支援をする人たちもいる
ここでは、月2回のペースで
子ども0円、大人300円
運営費はどうなの?と、疑問❓
本書では、国や都道府県や市町村の補助金や民間の助成金もあるが制約があるらしい
月2回開催で、1年に約30万円かかるらしい
それでいける?足らないでしょう?
スタッフ全てボランティアでも、なかなか厳しそう
本書の主催者波子は、とにかく明るくて、上手く人を誘導する
やる側の自己満足でいいじゃない
結果として誰かがたすかるなら
そして、何かをしてあげてると思わないこと
波子は言う
やってあげてる感、これだけのことをしてあげてる
恩着せがましいのはうすうすわかる
私には到底真似出来ないし、逆立ちしても出来ない
ここに来る子ども達は家庭に事情がある子が多い
シングルマザーや仕事で帰りの遅い親
またまた、私の疑問❓
月2回では支援足りないのでは?
わずか月2回、その後の日々はひもじい思いをしてる
されど月2回、やらないよりやった方がいいのか
私の中で葛藤するが…
でも、始まった事は続いて欲しいと願う。