文庫旅館で待つ本は

名取佐和子


2023年12月発行






戦前からの老舗旅館の若女将が、お客様にあった

同じにおいがする本を紹介してくれる。



恐れ多い文豪の数々、残念ながら私は「こころ」しか記憶になく、それも題名だけで内容は遥か彼方なり…


古い本と言うと、難しい漢字や紙質も悪く読みにくい

日焼けの跡あり、シミあり

なるべくなら避けたいところ


本書は若女将がお客様その人に合った古書を薦める

ただ若女将は古書を読めない

古書のにおいがダメで本を開けない

その人柄や、その方に向いてる本がにおいでわかるらしい


旅館を訪れる人もそれぞれ悩みや思う事があり

その気持ちに寄り添った本を紹介される


ここで一つ私が思う事

旅館に泊まったら私なら、ぼぅ〜っとうさぎもやもやくるくる

するけどねビックリマーク


本書はさらっと読めます

さらっと。