海の教場
吉川 英梨
海上保安学校の教官物語
命の現場に臨む海上保安官という仕事。
明るく人間味あふれる教官、学生たち。
それは京都舞鶴の海上保安学校。
随分前、知り合いの息子さんがに海保に入学したと聞いた
卒業後は海の番人になっていると聞いた
厳しいと規律の寮生活や上下関係、海で遠泳があり
そして人の命を守る仕事
本書は熱い
教官の彼はとても熱い
愛する彼女が余命一年と聞いて、出世コースをすて
彼女の近くに赴任する。そして偶然にも教官の席が一つあいていた…
昔テレビであった青春ドラマのような
学生と教官との絡みも楽しめる
私の年齢からみると本書は眩し過ぎてキラキラしてる
目標を持って進む若者、または挫折した若者
指導する教官の苦労はたくさんあるけれど
学ぶ期間を終えて、卒業していく彼らのキラキラは
とても眩しい