燕は戻ってこない


桐野夏生





内容

29歳、女性、独身、地方出身、非正規労働者。

子宮、自由、尊厳を赤の他人に差し出し、

東京で「代理母」となった彼女に、

失うものなどあるはずがなかったー。



ショーゲキテキ‼️


代理母出産‼️


  「そこに愛はあるのか」


CMでよく聞く言葉が浮かぶ

テレビCM好きなもんでスミマセン汗


お金がない、明日が見えない、手っ取り早くお金を稼ぐのはと、友達と冗談興味半分だったと思う


彼女の名は「リキ」

決心してからも迷う、迷う

人工授精で、自分の子宮を子供が出来ない夫婦に貸し出す


夫婦の夫は元バレエダンサー

自分の遺伝子を受け継ぐ子供が欲しい


その妻は、子供願望の夫に最近はちょっと引く感じ

妻はイラストレーター


妻がとてもいい

自分に正直なんだなぁ

迷いもあり、気持ちも行ったり来たりだけど人間的


リキもいい

心が不安定になる時もあるが、彼女は自分に正直


人工授精の6日前、リキは2人の男、1人は元上司

もう1人は女性専用風俗のセラピストと関係をもつ


ええーーー!


ダメダメ👎


自分に素直で正直なリキ


揺れ動く人達


読み終えたらすっかり、リキのファンになっていた。