70歳が老化のわかれ道

和田秀樹




70代を迎えるまで、まだ数年ありますが

気が付けば、もうこんな歳‥なんて思う事もありです


本書は70代が

若さを維持する人、一気に衰える人の違いが出ると言ってます



70代「老いと闘う時期」

80代「老いを受け入れる時期」


誰にでも老いはやってきます

そう考えると70代をどう過ごすかとっても大事です


高齢になるほど、身体能力や脳機能において個人差が格段に広がっている「健康格差」が生じる


70代で大切なことは

「意欲の低下」を防ぐこと

前頭葉の機能と、男性ホルモンを活性化させること

前頭葉は、大脳の前方部分のことで、意欲や思考、創造にかかわっている

男性ホルモンは、性機能だけでなく、他者への関心や意欲にかかわっている


そして

「肉を食べる」

セロトニンの減少を防ぐために

肉には、セロトニンの生成が促進され、意欲低下の抑止に働く 



「変化のある生活」

前頭葉とは、想定外のことに対処するとき、活性化する。毎日単調な生活を繰り返していると、前頭葉は活性化せず、衰えてしまう


アウトプット型の行動スタイルを心がける

「物知りな人」より、「話の面白い人」を目指す




まだまだ盛り沢山に書かれてますが、特に私自身の為にピックアップしました


前に読んだ「80歳の壁」よりこちらの方が具体的で良かったです


今60代の方には、ぜひお薦めです


何もしなくても人は年齢を重ねていきます

若い時は健康な人も年齢が進むと、何かしら身体に不調が出ます


自分自身の老後人生を見つめ直すいい機会になりました。