教誨

柚月裕子

年末に数冊借り、年始も忙しくて読む間がなくて
返却が明日という日に超特急で1日で読了しました

読み応えがありましたが、本当はゆっくり読みたかったショボーン


〜内容〜

自分の娘を含む二人の幼女を殺害して死刑判決を受けた三原響子。 よんどころない事情により彼女の身元引受人になった血縁のある静江。 そして老いた母・静江に代わって響子の遺骨と遺品を引き取る役目を負った吉沢香純が本作品の主人公にあたります。 舞台は青森県、相野町。

             〜 ネットから  〜

響子は死刑執行の前に
「約束は守ったから。褒めて。」と、言葉を残した

遺品遺骨引き取り人の香純は、この言葉の意味を探して響子の生まれ故郷に行く

田舎町ってこんなに他人の家にも関心があるのだろうか?
最近は世代交代して変わってきていると思うけど
息苦しいなあ…

どこの家の家族の誰それが、どうなったとか
嫁姑の仲がどうとか
当事者お構いなしにズケズケ入り込んでくる

それが田舎の習性

幼な子2人を殺めた罪は重い
事実は事実、変えられない事実

作家柚月裕子さんが苦しみながら書いているのが伝わる汗


話は変わり
実家母94歳、洗濯や身の回りの事は自分で出来る
一人暮らし
最近着ている上着が薄いのを着ているので、厚めの上着を探そうと、母の洋服タンスを開けてみた

暫くぶりにタンスを開けた

なんとポーン‼️

洋服タンス、整理タンス、和風タンス…
全て空っぽ‼️

泥棒に入られたのか‼️

何故か洋服タンスの下にコートがナイロン袋に入っている
それが何個かある

私は衝撃的なショックを受け、母に問いただしてしまった

母は次第に受け応えが怪しくなり
「私の留守の間にA子(義姉)が持っていった…」という

義姉に聞いてみると
「タンスとか大事な物はいっさい触ってない!」

気まずい思いをして電話をきった
しかし、あれだけの大量の物が消えた事が疑問

それから少し時間をおき、私も冷静になり
普段しっかりしている母が
これは全部母が処分したんだと、気付いたのです

ここ暫く母のタンスを開けてなかったこともあり
これは1日でやった事でなく、何ヶ月かけて処分したんだと思いはじめました

認知の始まりです

自分がやった事を忘れ、他の人がやったと言う
責任転嫁

全て母の物を自分で、認知のスイッチが入ったようで
断捨離認知です

今は何事もなかったように以前のように変わりなく
普通に暮らしてます

暫くは母から目が離せませんが…