残された人が編む物語
桂 望実
突然の失踪。
動機は不明。
音信は不通。
行方不明者捜索協会を訪れる依頼人と
そこで働く西山静香。
消えた人の人生を「物語」と呼ぶには
ある事情があってー。
捜索の果てに、彼らがみつけたものとは。
感涙の連作集。
毎年何万人かの行方不明者がある
この協会に頼ってくる人たちの切ない心情
担当の西山静香さんが、またとてもいい。
この本では残念ながら行方不明者は、亡くなって発見されたけれども…
突然の失踪は、なにか理由があるかもしれない
そして遺体として発見されるまでの人生は
その人によって違う
最後に西山静香さんのお話がある
実母が行方不明者となっていた
行方不明者がたどった道を物語にして
切ないお話が多いけれど
悲しい話が多いけれど
読んだ後、じんわりと心があったかくなる。
ハンドメイドマスクを作り続けて…
ノーズワイヤー5、6cmの長さを縫い代に縫い込む
そして、以前は上下にぐるっとステッチをしていたが
それをやめた。
そうすると、マスクがふわっとして見た目が綺麗
裏地は勿論、綿の柄物を。
まだまだ続くマスク生活。