小説8050


林真理子





8050とは

親が80歳、子供50歳

中高年となった子供が結婚も就職もせずに親の年金を頼りに引きこもりパラサイト生活をする


最近悲しけれど多い悲しい


この本では男親50代歯科医

息子20代中学生の頃登校拒否になり引きこもって7年


引きこもり生活の解決作はあるのか

どんな結末で終わるのか


親の立場としてとても興味深く読み始めた


先ず何故引きこもり生活になったのか?


14歳の時登校拒否から7年間、両親は何もしなかった訳ではない

登校拒否当初は学校に相談に行ったり、カウンセラーを一緒に行ったりとしたが、そのうちそのうちと父親は仕事にかまけて7年間放置してしまう


母親は専業主婦で日々食事の世話をしてる


滅多に顔を合わせないけれど、ある日暴れ出した息子が、ある言葉を発する!



それは中学時代の壮絶なイジメが原因だった


そこから父親は息子の為に自ら動き裁判へと…

7年前のイジメで裁判が出来るのか?


出来るらしい

びっくりです

その為には当時の事を詳しく調べ、証拠となる物や証言者を見つける事から始まる



心が折れそうになる不安

8050の原因は全てがイジメが原因では無いけれど

原因の一つでもある


この後のあらすじは気になる方は是非読んで下さい


受け取り方は人それぞれに違います。