セゾン・サンカンシオン


前川ほまれ


 


依存症になった人達を受けいれる施設が

サンカンシオン🏠


依存症とは

アルコール、ギャンブル、万引き、薬物などなど


「人を依存症にするのは、快楽じゃないよ。

心身の痛みや、それぞれが感じている生きづらさが原因で依存症になっていくの。」


もうやめよう

もうしない

だけどこのしんどさを抜ける依存と言う方法で

手を付けたく無いのに、手がいく

本人が一番わかっているのに…😰


依存症はその人の家族の笑顔、生活を奪う

辛いなぁ😨💧


この本では家族は相談には乗るけど、直接的な援助はしない事がいいと言う


依存症は「不認の病」と言われ

干渉し過ぎると、家族の方が体調を崩す

辛いなぁ😰💧


治療薬で完治する訳でなく、一度なおってもまた再発の可能性がある


本当に厄介な病気だ


家族の見守りと施設の対応と同じ病を持つ仲間達に

本人が自分の行動を正直に言える事


完治は無いそうだけど良くなるまで時間はかかる


この作家さんは看護師でもある

優しい文体と名前で、てっきり女性だと思ったら

前川ほまれさんは男性だった



専門的な解説もあり

ドーパミンは快楽に働き掛けるホルモンだが、過剰に放出されると幻覚や妄想が出やすい

そのため健康な人はドーパミンの分泌を抑制する

「セロトニン」と呼ばれるホルモンによって、精神の安定が図れる

しかし、ギャンブルを繰り返し行うと、ドーパミンの代謝異常が起こる場合があり、脳内バランスが崩れ

衝動的なギャンブル行動が目立ち、深みにハマる



ドーパミン、セロトニンと聞いた事があるけれど

ドーパミンは出過ぎたら大変な事になるんだ


目に見えないものだし、加減は自分自身の判断となる


この本を読んで

依存症の辛さ、家族の普通の生活を奪う怖さ

今迄知らなかった訳ではなかったけれど

改めて思い知らされた。



毛糸🧶でポンポンハンドメイド