切り裂きジャックの告白


中山七里



中山七里の小説4冊読んだ

最後は意外な人が真犯人


今回は夫婦で庇い合うという結末で終わった


夫婦って…

一番近くにいて、一番身近な存在なのに他人

結婚年数が長くなると、言葉にしなくてもこんな事わかってよと、思う事が伝わらない場合もある

何でも''あ、うん"でなんていきやしないガーン


でも、わかったふりをする

相手も何も言わ無くてもわかってくれてる、と思う


お互いにわかったふりをするから、その同じ方向を向いていると信じてた人が

何かの度に考え方の違いを発見する


主人は昭和生まれである意味人間が古い

自分の親になるとまたまたかなり昔になる

その親世代を見て育ってきた人


結婚は、大抵の人は育った環境が違う

若い時は出なかった性格も、年数が経つと

自分の親と同じ事、親の年代になると親と性格が似る


本人は気付が無いのに親兄弟、歳を重ねて顔や仕草も似てくる




何も言わなくてもわかってると思ってた結婚生活

言わなきゃわからない

言わなくて当たり前、こうして貰って当たり前

食事作って当たり前

そこにいるのが当たり前


相手のいいところは見てるのに見逃して



こういう時一言感謝の言葉を貰えたら

親から受けた当たり前は

夫婦では違うんじゃないかな


当たり前で過ごして来た世の中

お互い見直す時期にきてる


そして言葉で伝え合ってれば

切り裂きジャックもこんな事件も起こさなかったでしょうね