チョキ洋光台ゴスペルでは、牧師によるミニバイブルタイム以外に、教会員による証が時々あります。

先日の練習日に、証させていただきました音譜

 先日、静岡にあるゴスペルクワイア5周年コンサートに行ったときのことをお話します。
このクワイアはある一人の女性の思いから生まれ、5年前の2006年に始まりました。そして、
その女性、Kさんは私の友人であり、今年5月に洗礼を受け、クリスチャンになりました。

 私も2005年から静岡で暮らしており、通っていた教会は有志で集まり、楽しくゴスペル歌おうというスタンスでしたので、以前、本格的に習っていたため、研鑽とレベル維持の理由から先生に師事して賛美したいという強い思いがありました。
そのような中、静岡で本当のゴスペルを歌いたい!と願い、活動を始めるという話を聞き、通っていました。

 Kさんはそのクワイアを立ち上げるときは、まだクリスチャンではありませんでしたが、転勤で静岡へ住むことになり、以前に住んでいた名古屋の大きく充実したクワイア経験があり、静岡で「理想のクワイア」でゴスペルを歌いたいという、一身で立ち上げた経緯がありました。

 「理想のクワイア」を立ち上げるのは一人の力ではもちろん、出来るわけは無く、会場となる教会を探し、その教会に連なるゴスペルを歌いたい人を探し、組織をつくり、メンバーを集め、先生を探しと数ヶ月が過ぎ、クワイアは始まりました。

 その立ち上がりのための働きは、まさに神業といえるものでしたが、そのころ未信仰のKさんはもちろん、私も神様のみわざとは感じつつも、偶然や縁があって、クワイアが出来たとしか言葉に出来なかったと思います。

 クワイアが出来きてから、2年後私は横浜へ移り、Kさんも札幌へ引っ越します。

 札幌へ移ったKさんは、少しずつ神様のことを真剣に考えていたようですが、家族のことや様々な葛藤から、受け入れることができなかった時期もあったようですが、暫くたったころ、よい教会と巡り、ゴスペルクワイアともつながり、静岡とは違う環境の中で、キリストの愛を知ることになりました。

 そして、先日の5周年コンサートには、小さな教会に150名ものお客様がいらっしゃり、ほとんどが、一般の方で、初めて教会に来た方も多かったと聞きます。Kさんや私が所属していたころのクワイアよりも遥かに技術も、声も、優っており、すばらしい賛美を聞くことができ、涙が自然と出てきました。そして、神様から用いられていることを本当に証するクワイアになっていることがとてもうれしく思いました。

 あの5年前、神様のことを知りつつも、受け入れることを拒んでいた、Kさんが撒いた種が、芽吹き、葉をつけ、実がなり、初めての本当の収穫を見ることができた5周年コンサートは非常に価値のあることでした。

 Kさんは自分が歌うために、力を尽くしていたことが、時が過ぎると、全てが神様への賛美のために、力を尽くしていた・・・いいえ、遣わされていたとしか言えないと、心から証してくれました。
 まさにそのとおり!Amenなのです。

ゴスペルを通して、本当に豊かな出会いをいただけること、友人を通して神様の大きなみわざを教えられ、私自身がここでKさんのゴスペルの経験を話すことは神様のちからと言えます。

洋光台ゴスペルクワイアはまだまだ小さな若葉であり、事務方の私も小さな器の者であるので、至らないことも多々ありますが、クワイアの皆さん、洋光台教会と蛭川牧師のサポート、ディレクターのベック・ユミコさんの素晴らしい指導に敬意と感謝を申し上げ、いつも、神様を真ん中に置き、豊かな賛美が出来る洋光台クワイアとなるよう祈りっていきたいと思わされた、静岡のゴスペルコンサートの感想です。(M)

詩篇126:5
涙と共に種を蒔く人は 喜びの歌と共に刈り入れる。
エフェソ2:8~10
事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。
行いによるのではありません。それは、だれも誇ることがないためなのです。なぜなら、わたしたちは神に造られたものであり、しかも、神が前もって準備してくださった善い業のために、キリスト・イエスにおいて造られたからです。わたしたちは、その善い業を行って歩むのです。