かなり前にシベリア回りの飛行機でイギリスに行った時に、オビ川やエニセイ川の大きさに驚いたよ。

 

信濃川は、あっという間に横切ってしまうが、オビ川やエニセイ川は飛行機の窓から見える視界一杯に広がっちょった。

 

流域面積が桁違いに広いんじゃね。

 

 

河川の流域面積というのは、単に川の水面の面積ではなく、川へ流れ込む水が集まる土地の範囲すべてを含めた面積のことを指すんじゃね。

 

 雨や雪といった降水を受ける地域を「流域」あるいは「集水域」といい、川に流れ込む流域をすべて含むものが流域面積であると、国土地理院の頁に書いてあったよ。。

 

 

世界で最も広い流域面積を持つ川はどこじゃろう?

 

TOP3を挙げて見ようね。

 

1.      アマゾン川 流域面積は、7,050,000㎢じゃ。


日本国土の面積は378,000㎢じゃから、ほぼ日本の18.65倍の広さじゃよ。


 

2.      コンゴ川 流域面積は、3,680,000㎢じゃ。


日本のほぼ10倍の広さじゃね。


源流は、コンゴ民主共和国南東部のカタンガ高原南部を流れるルアラバ川と、ザンビア北東部のチャンベジ川で、コンゴ民主共和国、中央アフリカ、コンゴ共和国、アンゴラ、ザンビア、タンザニア、ブルンジ、ルワンダを通って大西洋に流れ込むよ。

 

川の長さは4,371kmで世界第9位、アフリカ大陸ではナイル川に次いで第2位じゃ。

 

 

3.      ミシシッピ川-ミズーリ川 流域面積は、3,250,000㎢のミシシッピ川じゃ。

 

ミシシッピ川は、北アメリカ大陸中部を北から南へ流れてメキシコ湾へ流れ込む川じゃ。

 

ミズーリ川はモンタナ州を源流とする、ミシシッピ川の最も大きな支流で、全長4,130kmあるよ。

 

この川については、また書くよ。

 

長い川も、流域の広い川も、赤道付近に集中しているんじゃね。