わしが住んでいる横浜北部は、1966年に田園都市線が溝の口と長津田間が延伸されてから、急激に人口が増えたよ。

それ以前に、この近くをドライブした事があるが、里山の周囲に小さな田畑や林があり、道は農道で車が通れるのか心配になることが再三だった。

港北ニュータウンが開発され、地下鉄もできて、道路も整備された。

特に、歩行者専用道路が縦横に走っていて、陸橋やトンネルを通って、ほとんど車道と交差しないで目的地まで行けるというのは嬉しいね。

 

しかし、高低差の大きな地域を走る車道には、問題があるね。

坂道の道路と交差する車道は、そのままでは、交差部分で車幅方向に傾きが生じてしまう。

 

直線道路を快適にドライブしていると思いなせぇ。

図では、B方向からA方向に緑色の車で走っている。

広い道路との交差点に差し掛かった。

その道路は、かなり急な坂道で、こちらから見ると、左が低く、右上がりになっている。

すると、交差部内では、道路が右上がり左下がりになってしまう。

こちらの車も左下がりに傾いてしまい、ダッシュボードの上に置いてあった物が、左の方に転がって行ってしまう。

 

一方、DからCに交差する坂道を下る道路は左右の傾きがないから、ダッシュボードの上の物は左右に動くことはない。

これは、おかしいことだよね。

 

わしの近くの道路は、整備されているとは言え、このように一方が左右に傾いて交差する場合が結構あるよ。

 

「道路が交わっている部分は、水平にする」

 

と言うことにすれば、前後には傾きが生じたとしても、左右の傾きは生じないよ。

どちらの車も、交差点に差し掛かった時と、交差点を抜ける時に、前後に傾きが生じるが、坂道を走ってきた車にとっては問題ではないね。

 

道路を建設する時には、このようにして貰いたいね。