わしが住んでいる横浜市青葉区は、ちょうど30年前の1994年に都筑区と一緒に、それまでの港北区と緑区を再編成して生まれた新しい区じゃよ。

 

ついでだか、港北区は1939年に神奈川区から分区してでき、緑区は1969年に港北区から分区して誕生した。

2005年の統計では、青葉区の男性の平均寿命81.7歳で日本一を記録した。

 

遊歩道が整備されていて、陸橋やトンネルが多く、約4.3kmを車と会わずに歩ける。

トレッキングをする人たちや、犬を散歩させている人たちも多いね。

 

家の近くにも遊歩道があり、買い物や散歩で使っているよ。

 

しかし、この遊歩道で問題点を二つ見つけた。

 

一つ目は、「歩行者専用道路」の標識だ。

 

すぐ横に「歩行者に注意しましょう」の標識が出ている。

誰に呼び掛けている標識なんだろう。

 

スマホなどに熱中して前をよく見ていない歩行者に呼び掛けているのだろうか。

普通に考えると、「歩行者に注意」を歩行者に呼び掛けているはずはないよね。

 

じゃあ、ここを標識無視して通る自転車に呼びかけているのだろうか。

実際に、ここに暫く立って見ていたら、自転車が実に多く走っていた。

その中の一人に、

「ここは歩行者専用道路ですよ」

と注意したら、

「えっ、そんなことないでしょ。だって、みんな走っているもの」

とのこと。

 

標識の前に連れて行って見せたら、

「あら、ほんと、初めて見たわ」

 

その後も、続々走ってくる自転車たちに、一々注意するのも馬鹿馬鹿しく思って、帰ってきたよ。

 

計ってみたら、歩行者専用道路入口に設置されているこの標識は、表示部の下端が地上2mだった。

離れて見たら、よく見えるこの標識も、間近で見たときには見落とすことも多いと思うよ。

設置方法も考えて貰いたいね。

 

「歩行者に注意しましょう」の標識は、「歩行者専用」の標識が良く見えないことのお詫びに、照れ隠しのように設置したように見えるよね。

 

二つ目は、わずかだが、歩行者専用道路が、一般道を横切る場所に横断歩道が設置されていないことだ。

 道路交通法第38条2項で歩行者優先が定められているため、車は横断する歩行者を優先しなければいけないことになっているが、怖い思いをしたことは再三あるよ。

 

何とか考えて貰いたいね。