昨日の続きだよ。

「オペラ座の怪人」も好きで、ロンドンの女王劇場 (Her Majesty Theatre) で2回、ニューヨークのブロードウェイで2回、サンノゼで1回、東京で1回見たよ。

東京は、劇団四季の公演だったが、舞台装置などはロンドンと同じで、俳優たちの技量も見劣りしなかったね。

映画の時のクリスティーヌを演じたエミー・ロッサムよりは、劇団四季の方が可愛かったよ。

このミュージカルはアンドリュー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber)が作ったものだが、彼は自分の妻のサラ・ブライトマン(Sarah Brightman)の声域に合わせて作曲したと言われている。

 

サラの起用は大成功だったが、二人は間もなく別れたよ。

 

アンドリュー・ロイド・ウェバーは、「オペラ座の怪人」が大ヒットして、しこたま外貨を稼いで国に貢献したということで、男爵の爵位を賜った。

彼を呼ぶときには、"Baron Lloyd-Webber" と呼ばなければならないし、彼に呼ばれたら “Yes, sir”  と答えなければならないね。

ところで、「オペラ座の怪人」では、怪人の指定席が「5番」となっているね。

 

わしは物見高いことでは人後に落ちないと自負している立場上、パリのオペラ座に行ったときに、5番席を探したよ。

 

大階段を上って左側、5番席があったね。

残念ながら中に入ることはできなかったが、覗き窓から中を見ることはできた。

ドアには「怪人様指定席」と書かれたプレートがはめこまれていた。

フランス人のユーモアだね。

 

でも、ミュージカルでは5番席は舞台に向かって右側だったと記憶しているが、実際の5番席は左側だったよ。

怪人の祟りを避けるために、わざと違えたのかな。