最近料理を始めてみたのだが、テレビ放送でも料理の本でも、普段使用していない言葉が多いことと、常識では考えられない非合理的なことが多いのに驚くよ。
インスタントお好み焼きを作った時もそうだった。
袋に書いてある説明書を読んで驚いたよ。
「生地の裏面がきつね色になるまで焼きます」
と書いてある。
きつね色がどのような色かは別として、フライパンで焼いている時に、生地の裏面の色をどうやって見ることができるのだろうか。
透明なフライパンを使って、裏から見るのだろうか?
料理の初心者には、「時々裏を捲って見て」くらいの注意書きが欲しいよね。
ド素人のわしなどは、
「裏返さなくても裏の色を知る方法があるのだろうか?」
なんて考え込んでしまう。
料理用語にしても、
「あえる」「アク抜き」「粗熱」「鍋肌」「戻す」「わた」
などの馴染みの無い言葉が頻繁に登場する。
また、「水を少々」とか、「塩を適量」とか言われても、何グラムかは言ってくれない。
家庭で料理を作っている主婦の方々は、このような難解な用語を完全に理解しているのだろうか。
もし、理解しているとしたら、どのようにして憶えたのだろうか。
わしは、取りあえず「男のための料理」という本を買ってきた。
この本には、上に列挙した難解用語などが丁寧に説明してあるため、やっと判ったよ。
このような本も読まずに料理をしている主婦の方々は、天才なのだろうか?