新型コロナは、一時よりは罹患者数も減少してインフルエンザと同格の第5類格に下げされたが、まだまだ衰えないね。

 

対応策がまだ完全ではなかった初期の頃に感染してお亡くなりになった、志村ケンさんや、岡江久美子さん達はお気の毒だったね。

この新型コロナは、正式には "COVID-19" というが、この名前の由来をご存知かな? 

教えて遣わそう。


"COVID" は "CO" + "VI" + "D" で、それぞれ "Corona", "VIrus", "Disease" の組み合わせじゃ。

 "19" は感染者が発表された2019年からつけられた。

命名者は誰か? 

Who named?

 

“WHO”(世界保健機関)に決まっているじゃないか!
 

コロナとは、太陽 の外層大気の最も外側にあって、100万 ケルビン (K) を超える高温の希薄なガスの層のことを言い、ラテン語で「 王冠 」を意味するんだよ。 

顕微鏡で見ると表面に王冠状の突起があるため、こう呼ばれている。

“virus”は、ラテン語では「ウィールス」と発音するが、英語では「ヴァイラス」に近い発音になる。

これは、他の生物の細胞を利用して自己を複製する、極微小な感染性の、蛋白質の殻と内部の核酸からなる構造体を言うんだ。


この Virus は次々に新型に姿を変えて人間を襲ってくる。
今蔓延しているのはオミクロン株だが、この「株」という言い方も気になるね。
まさか、コロナを東京証券所で売買しているわけではあるまいと思い、調べてみたら、DNAが一部変化した変異種を「株」と呼ぶんだね。


英語では variant だから、こちらの方が分かり易いね。

WHOでは、この変異株の命名にギリシャ文字を当てはめている。

ギリシャ文字のアルファベットは "Alpha" から "Omega" まで24個あり、今勢力をふるっている "Omicron" は15番目になるが、誤解を招く恐れがある文字は避けているから、必ずしも Omicron が15番目とは言えないのだよ。

ところで、ギリシャ文字も残りわずかとなってしまったが、その後はどうするのだろうか? などという心配はご無用!

ギリシャ文字を使い切ったら、次は星座の名前にするんだそうな。

国際天文学連合が定めた星座は全天に88ある。

良く知られている名前の星座もあるが、「や座」、「う座」、「ろ座」なんて、奇妙な名前の星座もあるんだね。
これだけ多くあるから心配はないが、使い切る前にコロナが無くなることを願うね。

コロナウィルスは直径 0.1 μmくらいだから、身長190cmくらいの大男を富士山の高さに拡大した場合でも、やっと0.1mm程度。 

家庭用の塩の一粒よりも小さい。 

 

こんな小さいものに大の人間が翻弄されるなんて、許せないよね。