コロナは下火になったかと思ったが、どっこい、まだまだ油断はできそうにないね。

ところで、英語で最も長い単語は何か知っとるかな?


昔々、進駐軍がいた頃に、蚤(ノミ)や虱(シラミ)を駆除するためや、野菜の殺虫剤として使われていた "DDT" は、正式には
"Dichloro-Diphenyl-Trichloroethane"
といって、31綴りある。

 

戦後間もなくは、ノミやシラミが増えたため、みんな集められて、進駐軍の軍医さんが、頭からDDTの白い粉を振りかけたんじゃよ。

 

なに? 進駐軍を知らない?

そうか、お前さんたち、若いんだね。

 

昔、日本はドイツ、イタリアと組んで、枢軸国として、連合国と戦ったんだよ。

連合国は、アメリカ、イギリス、フランス、中華民国、ソビエト連合などが中心だったね。

 

1945年8月15日に日本は降伏して、アメリカ軍が乗り込んできた。

その時の軍隊が進駐軍だよ。

 

話がそれてしまったね。
長い単語に戻ろう。

専門用語以外では、蔑視、軽蔑等を意味する
"floccinaucinihilipilification"
が29綴りだ。

専門用語を入れると、
"pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis"
が45綴りで最も長い。
意味は「肺塵炎」で、辞書にも載っているよ。

 

Pneumono(肺)  ultra(超) microscopic(顕微鏡的) silico(珪素) volcano(火山)  coni(塵)  osis(症状)

と分解すれば、分かりやすいよね。

 

わしが高校時代に、「一番長い単語は?」というクイズに答えて商品をゲットした思い出があるよ。

しかし、捻ったところで見ると、
"smiles"
が、"s" と "s" の間が "mile" つまり約1.6kmあるから長いと言われとるな。

でも、更に、
"beleaguered"
が、"be" と ""red" の間が "league" 即ち約4.8kmあるから、こちらの方が長いよね。

でもちょっと苦しいが、もっとも長い言葉があるぞ!

それは
"slight years" だ。
一語ではないので苦しいが、何と "s" と "s" の間が "light year" つまり、1光年もあるではないか!

 

これは、地球と冥王星との距離の、約1600倍に相当する距離だよ。


これより長い言葉は見つからないだろうね。