こんばんは。

今日は少しだけ、
病気の話をさせてください。

でも、
最後は家族の話です。


2025年8月。

私が人生で一番つらかった時期。

手術を受ける5日前。

実はその裏で、
日本ではある薬の治験が始まっていました。

ネラダルキブ。

未来のALK肺がん治療をつくるかもしれない薬です。

今日、その事実を知りました。

鳥肌が立ちました。


あの頃の私は、
未来なんて考えられませんでした。

ただ、

「生きたい。」

それだけ。


ローブレナを飲み始めてからも、
心は何度も揺れました。

副作用。

不安。

検査結果。

本当に笑えていたのかな…。

そう思うことがあります。


でも。

数日前。

子どもたち3人と、
何となくドライブに行きました。

厚別から苫小牧まで。

目的なんてありません。

ただ、一緒にいたかった。


港の近くにある公園。

そこに、

昔懐かしい

ターザンロープがありました。

「懐かしいな。」

そう思って、

一番最初に乗ったのは…

44歳のお父さんでした(笑)


そのあと。

長女。

小さい頃、
遊具が本当に得意だった娘。

乗り方を見た瞬間、

「あぁ、昔と変わってない。」

そんな記憶が一気によみがえりました。


次女。

何でも器用にこなす。

昔と同じ。

安心して見ていられる。


そして最後は長男。

「これ、やったことある?」

そんな感じでスタート。

途中で、

「あっ、これ危ないぞ(笑)」

みんなが思いました。

でも、

何とか最後まで行けた。


ただ。

めちゃくちゃ遅い(笑)

その瞬間。

みんなで声を出して笑いました。


久しぶりでした。

心の奥から笑ったのは。


私は最近、

本気では笑えていなかったのかもしれません。

病気になってから、

笑っているつもりでも、

どこか心の奥では

何かを抱え続けていました。

でも、

あの日だけは違いました。


病気のことも、

仕事のことも、

将来のことも、

全部忘れて笑えました。


そして今日、

ネラダルキブの治験が

手術の5日前に始まっていた

という事実を知りました。

あの日。

私は絶望していました。

でもその裏では、

未来をつくる挑戦が始まっていました。


人生って、

本当に不思議です。


🍀 今日の命の一言

未来は、絶望の少し前から静かに動き始めている。


雅の命日記