沖縄色に染まった萌景
2017・4・2~愛媛・松山市~
やっぱり、彼女の笑顔は特別だ。そう感じた。ひめぎんホールで開催された「おきなわフェスタ in 四国 2017」に行ってきた。四国で開催されるのは初めてということを聞いて駆けつけたのだ。20年ほど前に仕事で初めて訪れて以来、沖縄は大好きな場所のひとつ。スキューバダイビングをしていることもあって、何度も通っている。久しぶりに沖縄の空気に染まりたい。沖縄民謡を聴きたい。そう思って、会場に自転車を走らせた。
着いてからさっそく、会場外に並ぶ出店へ。沖縄そばを注文した。豚肉を骨ごと、やわらかくなるまで煮込んだソーキが絶品。コーレーグース(島とうがらしを泡盛に漬け込んだ調味料)をたっぷりかけた。ひえ~、辛い~。でも、汗をかきながら食べるのが一番。めっちゃ久しぶりだったっけど、やっぱりうまかった。おなかが膨らんだところで会場に入った。三線の音色を聴いていると、心地よくなって、ちょっぴりウトウトしかけた。でも、沖縄民謡とは違うメロディが流れて、目が覚めた。愛の葉ガールズのライブが始まったからだ。
SACKYこと、しょこらがソロで2曲を歌うと、萌景たちメンバーが出てきた。大きな声で会場の観客にあいさつ。久しぶりだな…。いつ以来だろう…。そんなことを思いながら観ていた。いつもなら、愛の葉のライブを目的に、いろんな会場を回っている。でも、この日は違った。沖縄民謡、沖縄そばが最大の目的で、愛の葉は「ついで」だった。でも、せっかくだし、観ていこうと思った。
アルプスの少女・ハイジのような真っ赤な衣装に、あずき色のベレー帽姿。懐かしいな…。全体を見渡そうと思っていたけど、どうしても萌景ばかり目で追ってしまう。まあ、推しなんだから当然か。いつものように笑顔100%で踊っている。1曲目は「いついつまでも」。スローテンポのメロディなか、萌景は楽しそうにダンス。目立たないように静かに写真を撮っていたんだけど時々、ファインダー越しに目が合った。気づかれたかな…。
この日の会場はホール内ではなく、ロビーに設置されていた。吹き抜け状態だから、音がめっちゃ響き渡った。ステージ後ろには、首里城の大きな絵が飾られていた。愛の葉ガールズは沖縄県にあるゲーム会社が開発した農業ゲームに参加しているとあって、この日のイベントに出演していた。この機会をきっかけに、愛の葉が沖縄でライブしてくれないかなあ。「虹色マジック」を聴きながら、そんな期待感を膨らませていた。
イベント最後には、この日の出演者全員がステージに勢ぞろいして、大合唱した。もちろん、愛の葉メンバーも前列で歌っていた。萌景も歌詞カードを観ながら、愛ちゃんの隣で楽しそうな表情を浮かべていた。
1曲を歌い終えると、小気味のよいテンポのメロディに変わった。この流れに乗って、愛の葉メンバーも輪の中へ。萌景たちは両手を動かしながら、気持ちよさそうに体を動かしていた。だいぶ昔だけど、自分も石垣島の民謡ハウスで踊ったことがある。もちろん、経験などなかったけど、三線の音色を聴くと、なぜか体が勝手に動き出したことを思い出した。いつもダンスしている萌景たちなら、踊れてもおかしくないかな。三線も聴けたし、萌景の笑顔も見られた。久しぶりに楽しい時間だった。