4週間ぶりの萌景
2016・6・5~愛媛・松山市~
行ってよかった…。「まつやま水道フェスタ2016」が松山市総合コミュニティセンターこども館であった。水道の大切さを伝えるイベントで、多くの親子連れが駆けつけた。マジックショーや時空忍者ショーなど楽しい催しとともに、愛の葉ガールズの「水道ライブ」もあった。松山市水道局のイメージキャラクター・ぽっちゃんも登場し、子どもたちといっしょに水道クイズで盛り上がった。
問題は「1日に使う水道水は給水車およそ7万台分である」「水道管を全部つなげると北海道まで届く」など、かなりハイレベルなものばかり。莉緒と萌景の中3コンビが掲げる大きな問題用紙を見ながら、子どもたちやメンバーたちといっしょに考えた。う~ん、難しい~。熊本、大分で大地震が起きたばかりだからね。水道は当たり前のようにあるものでなく、いつでも飲めるものじゃないってことを、あらためて認識した。
愛の葉のライブは「いついつまでも」からスタート。この日は水道フェスタバージョンで、水道水に関する言葉がふんだんに盛り込まれた替え歌だった。たぶん、メンバー全員で考えたんだろうなあ。黒板には小さな子どもにも分かるような、やさしい言葉がイラスト入りで書かれていた。それにしても、とてもきれいな文字だな。リーダーのきよらが書いたのだろうか??
笑顔いっぱいの子どもたちとは正反対に、マイナスな気持ちで写真を撮っていた。実は愛の葉のイベントに来るのは4週間ぶり。ちょっとした事情で、現場にはしばらく来ていなかった。イコール、萌景に会うのも久しぶり…。この日は子ども中心のイベントなので「大きいお友だち」は後方から見ることに。あんまり目立たないようなところにいたつもりだったが、萌景はすぐに気づいてくれたみたい。シャッターを押して10回目で、ファインダー越しに目が合った。
内心、ホッとしていた。この日のイベントに来ようかどうか、前日まで迷っていた。どんな顔をして、萌景に会ったらいいのか、分からなくなっていたからだ。いっそのこと、このままフェードアウトしてもいいかな…。そんな気持ちもよぎったけれど、それ以上に「萌景に会いたい」という気持ちが上回っていた。でも、イベント開始前まで不安でいっぱい。心の中の振り子が右に左に、大きく振れていた…。
複雑な心境だったが「いついつまでも」のイントロが流れてきたら、そんなマイナスな気持ちは消え去った。自分にとっては、萌景の笑顔はエネルギー源。毎週のようにイベントに通って、はじけるような萌景スマイルを見て、癒されてきた。ダンスをする萌景は楽しそう。勘違いかもしれないけれど、いつも以上に目線をくれたような気がした。うれしかったな…。
この日のイベント会場はステージを180度囲むようなつくりになっていて、2階からも観賞することができた。だから、メンバーはライブ中も時おり、上を見ながら踊ったりしていた。MC中、萌景は美紀ちゃんとともに2階席をキョロキョロ。両の手のひらをほっぺにあてての、ぶりっ子ポーズ姿がめっちゃかわいかった。そういえば、しばらく見ないうちにちょっぴりふっくらしたかな…。髪も少し切っているような気がする。「長く伸ばす」って言っていたけど、肩ぐらいがちょうどいいかも。とても似合っているしね。
「いついつまでも」と水道クイズの後は、子どもたちもステージに上がって「レッツ、フレッシュ!ぽっちゃん!」。ぽっちゃんもいっしょにダンスした。メンバーといっしょに踊る多くの子どもたちも、とても楽しそうだ。いつものイベントでも、ゆるキャラショーなどをこなしているメンバーだからこそ、なせるわざかな。
最近では、萌景もたくさんのゆるキャラショーで踊る中心メンバーの1人。時々、ちびっ子たちの顔を見つめたり、笑顔でハイタッチしたり。子どもたち以上に、楽しそうにダンスしていたような気がした。自分が楽しくなくちゃ、子どもたちが楽しいわけがない!そんな心の内が見え隠れした。やっぱり、こういう萌景を見るのは好きだなあ。
ステージでの出演が終わったメンバーは2階に設置された「水カフェ」のお手伝いへ。パインやメロン、バナナなどのフルーツでつくった原液を水道水で薄めてジュースにするというもの。いっしょにダンスしたり、時空忍者ショーで騒いだりして、のどが渇いた子どもたちが多く訪れ、のどを潤していた。めっちゃおいしそうだった。
お母さんといっしょに訪れたツインテールの女の子とおしゃべりする萌景。腰をかがめて同じ目線で楽しそうに話していた。こういう姿を見て、あらためて思った。本当に子どもが好きなんだなってね。萌景だけじゃなく、メンバー全員が子ども好き。だから、普通のアイドルグループと違って、老若男女のファンが多く訪れるだよね。この日のイベントを通して、彼女たちのファンがまた増えた気がした。
この日の最大の目的は「萌景の顔を見ること」。愛の葉の物販ブースはなかったため、直接絡むには、この「水カフェ」に並ぶしかない。めっちゃ迷ったが、並ばないと後悔する。同じ萌景推しのファンといっしょに並んだ。勧めてくれたオレンジをチョイスし、萌景に直接、水を入れてもらった。そして「は~い」と笑顔で渡してくれた。ホッとした…。
手伝いをしている最中だから、邪魔するわけにはいかない。だから、たいした話はできなかったけど、目の前で笑ってくれただけで十分だった。帰り際には、用意していた写真をプレゼントして、喜んでくれた。久しぶりに会った。許してくれているかは分からないけれど、前に進むための第一歩は踏んだ。イベント前のような不安は消えたかな。次回はいつも通りに普通に話せたらいいなあ。