Angeはレギュラー昇格への試練の場
2016・5・7~愛媛・松山市~
正真正銘、100%元気なスマイルを見たい!ジオフロントカフェであった「ジオパラ! IDOL PARADISE Vol.1」。愛の葉ガールズはLeaf(正規メンバー)、しょこら(SACKYソロ)、Ange(研修生)と3つに分かれての出演となった。1部、2部ともに、愛の葉ガールズAngeがトップバッター。愛ちゃん、萌景ら9人がステージに現れると「君☆好き」「虹色マジック」の2曲を披露した。
Angeは、現場監督的な役割を担う愛ちゃんは正規メンバーだが、ほかは文字通りの研修生。愛ちゃんと愛美ちゃん、萌景の3人がピチピチの研修生を引っ張っていく構図となる。マイクを持った萌景は愛美ちゃんと交代しながら、センターの位置に入ってダンスしていた。はじけるような笑顔がたくさん飛び出した。
Angeとしてのステージは4月30日のお披露目公演以来2回目。誰がどこのポジションなのか分からなかったので、センターあたりで撮影した。「君☆好き」の最後の振り付け。両手でマイクを持って下げていく。ちょうど目の前に立った萌景とレンズ越しに目が合った。ちょっぴり照れ笑いしている。かわいい。そういえば、この振り付けで目線をくれるのは久しぶりだな。やっぱり、うれしいね。
1曲目が終わると、MCタイムに入って、全員が一列に並んであいさつ。「私たち、愛の葉ガールズAngeです!」と自己紹介すると、みんないっしょに「ぴよぴよぴよぴよ~」と手のひらをヒラヒラさせた。なるほど、生まれたてのヒヨコってことね。みんなが照れ笑いを浮かべながら動かしているのが新鮮だった。
そして、1人ひとりが自己紹介。前転したり、ボケ・ツッコミを入れながら、それぞれが個性あふれるものを出してアピールした。萌景はお披露目公演の時と同じように「始まるよ 始まるよ 始まるよったら始まるよ 1と1で萌景だよ」。このあとには「2と2で萌景だよ」と続くのだが、なんで1と1で萌景なんだろう?何かのアニメのなかの一場面を替え歌にしているのだろうか??聞くのを忘れてしまったから今度、教えてもらわなきゃ。
お披露目公演の時にも思ったのだが、今期の研修生は個性が強い。通常のイベントの際にも私服で見学している彼女たちを見ていたが、正直に言うと、あんまり印象が残っていなかった。でも、お揃いの衣装を着てステージに立つと、ガラッと180度変わった。みんな、お化粧もしているし、それぞれが自分を強くアピール。ステージに立った彼女たちはぞれぞれの輝きを放っていた。
萌景もいつも以上にお化粧に力を入れているような気がした。ステージ映えするようにだろうか。赤い口紅だったし、ほっぺもピンクだった。まあ、男だから、その辺のことはよく分からないけど…。個人的には、あんまりお化粧をしていない萌景のほうが好みだけどね。
ステージを通して気になることがあった。お披露目公演の時と同様、萌景は元気がなかった。なんだか無理して笑顔をつくっているように感じた。それと…。Angeにいる時の萌景はあんまり存在感がないんだよね…。もちろん、マイクを持ってセンターポジションにも入るから、目立ってはいるけれど…。萌景をずっと見ている自分だから分かることだが、ほかのメンバーと同じ「大きさ」になってしまっていた。つまり、大本萌景という存在が「埋もれていた」…。
昨年8月9日の松山まつりで、愛の葉eggすの新衣装を着て初めてステージに立った。あれから約10カ月。その間、研修生として頑張ってきた。もちろん、基本はバックダンサーだけど「恋の魔法」では実力でマイクをつかんだ。販売応援では彼女なりの言葉で商品をアピールし、売上に貢献できるように大声を出してきた。がむしゃらに頑張っている萌景をずっと見てきた。本当に成長したなあって思う。
でも、いまでも研修生のままで、レギュラーに昇格できていない…。おそらく、その現状が悔しくてたまらないんだろう。ふだんのイベントでも正規メンバーとほとんど変わらない存在感で、人気も徐々に上がってきている。だから、Angeのメンバーとして活動していることに正直なところ、納得していないんだと思う。心情が顔に出るから、すぐに分かる。
出始めのころからずっと萌景を見ている自分も、早くレギュラーになってほしいと誰よりも願っている。現状が不満かもしれないけれど、だからこそ、どんな場面でも100%全力の萌景でいてほしい。いい意味で、ほかの研修生の存在感を消し去るような、我(が)を前面に出した萌景を見たかった。いまは試練の時。悩みも少なくないだろう。苦しい時を乗り越えて、ほぼ同時期を切磋琢磨しながら過ごしてきた愛美ちゃんといっしょに「レギュラー昇格」という朗報を届けてほしい。
萌景、頑張れ!