推しに思い切り殴られた日ww | フーテンの横チン

推しに思い切り殴られた日ww


2016・2・28~香川・丸亀市~
 めっちゃ痛かった…。愛の葉ガールズはセガ丸亀であった「アイドル&ゲームフェスタ10」に出演した。1部のライブでは、高知を拠点とするRe:ReKOCHIに続いて登場。愛の葉メンバーはニューシングル「モノクロ」の白黒を基調とした衣装で姿を見せた。新衣装は野外のライブでは初めて。萌景も、いつも通りの笑顔で、元気いっぱいにダンスしていた。

 ホッとした。前日27日の定期公演。受けていた正規メンバーの昇格試験の発表があり、残念ながら不合格となった。悔し涙から一夜明けたが、すっかり気持ちは切り替わっているようだ。ライブ中も、大好きな萌景スマイルがたくさん飛び出した。

 春が近づいていても寒い日々が続いていたが、この日はまさにポカポカ陽気。厚手のスタジャンを着ていたが、写真を撮っているうちに暑くなってきた。萌景たちの元気なダンスを見ていたが、よけいに暑く、熱くなってくる。メンタルが強そうで、意外に弱い萌景。ちょっぴり心配していたけど、笑顔を見て、そんな気持ちは吹っ飛んでいた。もう大丈夫だね。

 イベント会場はゲームセンターの敷地内。2部のMC中、SACKYに話をふられた萌景が前に出てきた。「maimai」というゲームについて雄弁に説明し始めたのだが、ゲーム音痴の自分にはちんぷんかんぷん…。彼女の話すことが暗号にしか聞こえなかった。物販中にあらためて教えてもらったのだが「星が出てきたら○★◎$☆●……」とか、何か言っていたwwよけいに分からなくなった。

 でも、楽しそうに話してくれる萌景を見ていたら、無性にうれしくなったんだよね。「モノクロ」のある一場面。この振りつけを撮っている時、エレキギターを弾いているように見えることにきづいた。カッコいいね。いい意味で愛の葉らしくない、この新曲。メンバーがバンドを組んで演奏してくれたらうれしいなあ。そんなことを想像しながら、シャッターを切っていた。

 この日のチケット予約特典として、推しメンと指相撲対決があった。ファンが5秒以内に勝てば「モノクロ」のサイン入りポスターをもらえるというもの。自分のファンと対決する美紀ちゃん。体をのけぞらせながら必死でこらえていたが、あっさりと負けてしまった。弱い…ww

 ホームページには書かれていなかったが、ファンが負けたら罰ゲームというのが、いつの間にか加わっていた。以前のイベントでも、アグリチョップとかアグリパンチがあったなあ。勝ったきよらは自分のファンの腹にめがけてパンチを繰り出していた。いいなあ。オレも萌景にやってほしいなあ。見ていて、そんな欲求が膨らんできた。

 さあ、萌景と対決だ。本来なら手加減なしで勝負をすべきなんだけど、どうしても罰ゲームを受けたい。最近、どうもMっ気が出てきているんだな…。最初のほうはちゃんとやったが、途中から親指を止め、萌景に押さえられて、はい負け。「どうする?」。そう聞かれたので、思い切り殴ってよ。「おなか?」。うん、やるからには全力で殴ってよ。「本当にいいの?」。うん。「じゃあ、行くよ」。萌景は振りかぶって、右拳を胸に突き刺した。 

 ウッ…。萌景の右拳がもろに、みぞおちに入った。鈍い痛みが全身に一気に広がっていく。ウソやろ…。胸が詰まって、息ができない。あまりの衝撃で、おなかを触りながら辺りを動き回った。その間、約10秒だっただろうか。彼女の前に戻ると「だから、いいの?って聞いたやん」と笑っていた。聞けば、友達の家にボクシングの練習用具があって、そこでたまに練習しているというではないか。おい、それを早く言ってよ…。
 指相撲はもちろん、思い切り手を握ってもらったことがあるが、全然痛くなかった。握力は20もないという。大したことないやろう。そう甘く見て、腹にまったく力を入れていなかったのだ。まさに、体力を消耗した時、不意に対戦相手に強烈なボディを食らったボクサーのよう。女の子だからと油断していた。後悔したが、それ以上に喜んでいる自分もいた。本気でパンチしてくれて、うれしかった。オレはやっぱり、ドMだな…ww

 2部終了後にはゲーム大会「アイドルフレンドパーク」があった。愛の葉ガールズ、ONE、Re:ReKOCHIのメンバーがそれぞれのファンとチームを組んで、クレーンゲームをするというものだった。萌景は「めっちゃ得意だよ~」と言っていたが、マイメロの小さなぬいぐるみをなかなかつかめない。結局、獲得数はゼロ。本領を発揮できず、悔しそうな表情だった。あっ、ちなみに自分も1個も獲れませんでした…。

 総当たり戦で2ゲーム。ONE、Re:ReKOCHIチームに勝てず、2敗で最下位だった。メンバー、ファンはもちろん、ゲーム好きの萌景にとっては、めっちゃ悔しかったはずだけど、たくさんの笑顔を浮かべ、楽しんでいるように見えた。萌景はもちろん、みんなとゲームができて、楽しかった。イベントのことを思い出しながら、帰りの車を運転していた。だが、胸の真ん中がズキズキして痛かった…。